傾斜地へ屋根付きウッドデッキ~松戸市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 傾斜地ウッドデッキ, 屋根付きウッドデッキ(サンテラスデッキ), 最近の施工事例 | 投稿日:2018年10月18日

タグ: , , , , , , ,

松戸市へお住まいのお客様から、見積もりご依頼と資料請求のお電話をいただきました。

電話でいただきましたウッドデッキのサイズから概算見積書を作成し、資料・写真集と送付。
見積もりが着きましてすぐに調査依頼をいただきお伺い。

 

CIMG2875

CIMG2864

ウッドデッキを作る予定の裏庭は、崖地とういほどではありませんが土留め擁壁から先はご覧のような傾斜地となっています。
そこで傾斜角度の測量と、作るウッドデッキの仕様の詳細を打ち合わせ。この室外機の前はステップにします。

 

CIMG2871

庭に置いてあるのはお客様が購入された束石。
お客様は造園業の方で、初めはご自分でウッドデッキを造ろうと考えていたそうですが、小さなお子様もいるのでどうせ作るなら堅牢で耐久性が高いウッドデッキを専門会社に作ってもらおうと、いろいろネットで捜され当社へご依頼いただきました。
また使用木材は、仕事がらかもよくご存じの一番耐久性が高く(価格も高いですが)10年保証付きイペをご指定。・・・・・・・いろいろ仕事先の庭デッキを見てウッドデッキ用木材は知悉していたそうです。

・・・・・・・ということで、この束石は無駄にする事なく当社の施工に使わさせていただく事に。(もちろんこの束石分は代金から差し引かさせていただきます)

フェンスデザイン等の打ち合わせを終えて見積もり送付後に、採寸時はご不在だったご主人から、基本的には今の形で注文しますが、追加の部分があるので来社して打ち合わせいたいとの連絡をいただきました。

当社で打ち合わせルームで打ち合わせしまして最終的に決まったウッドデッキの形が下の施工写真。

 

IMG_0968

屋根付きウッドデッキ。片側半分は屋根付きにするというご希望でした。
初めの打ち合わせから全面上にはタープ用フレームを廻す事になっていたのですが、どうせ作るならリビング前には屋根を付けたい!という事でのご来社打ち合わせでした。

IMG_0966

落差が大きい側の出入り口には手摺を付けた4段の側桁階段を。

 

IMG_0973

落差が小さいもう片方の出入り口は2段ステップを。

IMG_0979

こちらは屋根付き部分。ポリカ屋根の色はお客様のご希望で無色透明。樋の色はご希望の黒で。

 

IMG_0976

こちら側は屋根無しでタープ用のフレームのみ。屋根側にもタープフレームは廻していますので全面委タープは張れるようにタープフックを付けています。

 

IMG_0972

奥様のご希望を取り入れ、広幅と狭幅2枚の組み合わせの横板のフェンスデザイン。

 

IMG_0967

奥行きのある広い庭です。このあとご主人が残り斜面に植栽を施されて見違える庭になるのでしょう、楽しみですね。

施工完了後、お客様からアンケートで

「非常に満足のいく施工ありがとうございます。見積もり段階でも色々と意見を取り入れて頂き助かりました。
素敵なウッドデッキで、毎日楽しめそうです。
また職人さんから次の日の工事予定の説明があり、助かりました。」

——大きい傾斜地のウッドデッキの為、柱部分の基礎固めがある上、屋根工事付でしたのでさすがに施工には4日間掛かる工事でした。
ついでに工事に入ってから雨にたたられて工事予定が変更になり、都度お客様へスケジュールを説明させていただきました。——-

傾斜地の屋根付きウッドデッキの紹介は、これで終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。

 

人工芝の上にウッドデッキ~流山市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2018年10月8日

タグ: , , , , , , ,

千葉県流山市の戸建住宅にお住まいのお客様から資料請求いただき、写真集とサンプルを一緒に送付していました。

「早速資料を送って頂きありがとうございました。
見積りをお願いします。
3600㎜×3600㎜位だと思います。
現在人工芝をはってあります。コンクリートのほうがいいでしょうか。
写真を添付します。」

と、現況の写真と家の図面にご希望のウッドデッキサイズを書き加えた図面をメールにて送付いただきました。

DSC_0179_TRIPART

DSC_0168_HORIZON

このような図面と現況写真があれば、かなり正確な見積もりが可能です。さっそく概算見積書を作成してメールで送付。

「概算見積りを送って頂きありがとうございました。
具体的な見積りをお願いしたいと思います。」

と、ご都合の良い日をご連絡いただき現地調査へ。

CIMG2939

この踏み台を使って庭へ降りていたようですが・・・・・・出るのが億劫になりますよね。

CIMG2946

送付いただいた写真の通り、庭は全面人工芝でした。
家を建てられた工務店の提案で人工芝にしたそうですが庭に出るには段差もあり、使用する機会が多くないのでウッドデッキにしたいとの事です。・・・・・人工芝は見た目も綺麗ですし、手入れも必要ないんですが使い道という点では少ないかもしれませんね。(ゴルフのパター練習には向いてるかもしれませんが)

 

いただいていた図面を基にウッドデッキの仕上がりサイズを確定し、フェンスデザインの打ち合わせと追加アイテム(タープ用の柱と物干し金物)のご要望をお聞きして調査・打ち合わせを完了。

2~3日後に採寸後の見積書をメールし、ご注文いただき施工へ、

IMG_0127

庭の前面部へはタープ用の柱&フレームと物干し金物を取り付け。

IMG_0125

人工芝はもったいないのでそのままに。束石が来る部分のみ切り取り束石を埋め込み設置しています。これで人工芝は防草シート代わりになります。

IMG_0131

フェンスは、お送りしていました写真集からお選びなりました広幅と狭幅を組み合わせた横板デザインで。

 

IMG_0132

扉は大型家電製品をここから運び入れる事を想定し、70cmの支柱内寸を確保して製作しました。

 

IMG_0130

こちらはウッドデッキ端部を欠いて1段下げたステップを設けています。

 

IMG_0129

今回、人工芝をフェンス付ウッドデッキに換えたもうひとつの理由は、この前面の空き地に近々家が建つ予定があり、リビングから丸見えになるのである程度の目隠しが欲しかったのことでした。

さぁ、これで目的の目隠しもできましたし、使われていなかった広い庭も有効利用されるようになると思います。

これで庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。

現存ウッドデッキの劣化が激しいため~小金井市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2018年9月8日

タグ: , , , , , , , , ,

小金井市の戸建住宅にお住まいのお客様から、

「現存ウッドデッキの劣化が激しいため、取替を検討しています。」
と、数か月前に資料請求いただきました。

一度でも所有しているウッドデッキが腐ってきた経験をしますと、ウッドデッキ用木材について真剣に調べますが、初めての時は大工さんや外構工事会社から勧められるままに作られ失敗する方が多いようです。
当社では庭ウッドデッキの5件に1件は、こういう腐ったウッドデッキの交換工事を請けていますが、昔は概ね外構工事会社はレッドシーダー(最近は人工木)、大工さんや工務店は防腐注入木材でウッドデッキを作っていたようです。

で、今回のお客様の腐ったウッドデッキは杉のACQ防腐注入木材。

 

では現地調査時の写真から、

 

CIMG2632

 

CIMG2630

床板の一部は抜け落ちています。

CIMG2628

根太に留めているはずのビスが抜けてきて床板が浮いています。・・・・・・・こうなってきたら下の根太が腐ってずぶずぶになっているの想像できます。
施工時に「毎年塗装すれば長持ちしますよ」といわれて塗装していても、こんな状態になります。

何故このようになるかというと、塗装で効果のあるのは表面だけ防腐剤を注入しても表面から数ミリしか入っていないので割れ目から雨が侵入して内部から腐ります。

 

IMG_0927

こちらは解体時の写真。
予想通り根太は腐ってずぶずぶ、これじゃビスが効かないどころかいつ折れてもおかしくない状態です。

 

IMG_0929

ご覧のように床板と根太だけの2層構造。
これでは、低コストで作れるかもしれませんが耐久性は、ぐ~んと落ちてしまいます。
雨掛かりになるウッドデッキなのに、家の床下と同じ構造で木組みしているのが他にも見受けられました。・・・・・・・ウッドデッキの耐久性は使用する木材もさることながら、設計・施工方法に左右されます。

 

CIMG2622

こちらは裏庭に続く通路に設けられた内門袖。門扉はすでに朽ち果てて無くなっていました。採寸時にこちらも追加ご依頼いただきました。
柱に使われる角材は特に内部まで薬液が入りにくく早くに腐りがちです。

 

それでは、お客様が耐久性を一番に考えいろいろと比較検討され選ばれましたイペ材を使用した10年保証付きウッドデッキの写真を。

 

IMG_0937

元と同じサイズに造り替えましたウッドデッキ。

 

IMG_0938

 

IMG_0939

新たにウッドデッキを計画したのと違い予期せぬ交換工事での出費の為できるだけ予算を抑えたいお客様からご相談いただき、今回は飾りの化粧幕板を付けないデザインとしました。

 

IMG_0942

IMG_0943

こちらもイペで交換工事をしました門扉・門袖。門扉は軽くなるように以前のとはデザインを変えています。
柱の基礎は簡易タイプで作られていましたが、今回は現場打設の本格基礎としています。・・・・・・・・開け閉めで力が掛かる門扉・門袖は基礎が大事です。

施工完了後お客様から、

「デッキの出来栄えには大変満足しています。ありがとうございました。

と、メールをいただきました。
これで庭ウッドデッキ交換工事の紹介は終了。次回は戸建2階ベランダウッドデッキの紹介を。