縦板ウッドフェンス~大田区~前編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年11月12日

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今回の紹介は東京都大田区の新築の家へのウッドフェンスとウッドデッキです。

大手ハウスメーカーで新築中にお問い合わせいただきました。
ハウスメーカーではイペ材でのウッドフェンスやウッドデッキは高くて、人工木材で勧められたようです。

ハウスメーカーに外構工事を頼むとデッキは樹脂人工木が主で、天然木材のイペ等で施工してもらうとバカ高いので、ウッドデッキのみを外して外構工事を依頼されるお客様が増えてきているようですね。
総合エクステリア業者やハウスメーカーの場合は基本、ウッドデッキは下請けに丸投げですから、その経費・利益分が高くなります。

そこのところをご承知のお客様から「縦板フェンス付のウッドデッキと独立したウッドフェンスをイペ材で希望なんですが・・・・」と。

テクノグリーンでも縦板フェンスの施工例は少なく、久しぶりの工事となります。
同じ面積を縦板で施工しますと、どうしても材料も施工手間も少々多くなります。
とは言っても、何割もアップする訳ではありませんが。。。。。。

 

それでは、現地調査・打ち合わせ時の写真から。

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外構工事も、まだ施工途中です。この駐車場脇には。

 

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このように隣家の大谷石の塀が。

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この塀の一部を木塀に。残りは植栽で隠す計画のようです。

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この写真は庭の隣家との境です。
隣家窓がリビング正面にあり、こちらは縦板フェンスで目隠しを。

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この窓前から隣家境のブロックまでウッドデッキに。

ウッドデッキの施工範囲と形状、ウッドフェンスのデザインを打ち合わせしまして施工へ。

駐車場脇の独立ウッドフェンスも、ウッドデッキに繋がったウッドデフェンスも、巣縦板間のすき間をできるだけなくする張り方の上、高さが2m以上となりますので、前もって支柱用の基礎工事を。

 

基礎の養生が終わった1週間後に、ウッドフェンスもウッドデッキも一緒に施工へと。・・・・・・この続きは後編で。

 

螺旋階段を上ってバルコニーへ~柏市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年10月15日

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今回の紹介は戸建のインナーバルコニー?へのウッドデッキです。場所は当社からもほど近い同じ柏市です。

今年の5月にFAXで新築の2階平面図をいただきました。
その図面にはパラペットの「笠木の上にもウッドデッキを」と書かれていました。またその2階のベランダへは螺旋の外階段も付いている斬新なデザインでした。

建物が完成して連絡を受け、調査担当者が。

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ご覧のように外側1階から2階のベランダへ螺旋階段で登っていけます。
屋根は無いのですが、あたかもインナーバルコニーと思われるように2面は壁で囲まれています。・・・・・斬新なデザインですね~。

 

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ベランダというか、やっぱりインナーバルコニーという雰囲気ですネ。こうしてイスとテーブルを置くと屋外であり、室内でもあるような、良い感じです。

 

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ここが螺旋階段からの入口。
そして2面にパラペットの笠木が見えますが、これを
ウッドデッキの下にして隠したい。———強いご希望です!

 

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室内フローリング高さと笠木の高さの関係。お客様の御希望を叶えるには微妙な高さの為、珍しく私も再チェックに現場まで。・・・・・ん~、やっぱり初めにいただいていた図面とは笠木の高さが違う。。。。。。

 

お客様立ち会いの元、この高さ関係を了解していただき、若干の構造を変えたベランダウッドデッキへ設計変更させていただきました。

で、完成しましたのが下の写真。

 

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先ずは上から全体を。ちなみに螺旋階段が3階部分までありますのでそこから撮影。

 

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螺旋階段からの入り口部分。パラペットの笠木もご覧のように隠せました。

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階段入口から奥側を見た写真です。

 

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こちらの笠木も無事カバーできました。この笠木も位置によりそれぞれ高さが微妙にちがいましたが、そこは手慣れた職人の技で。
最終的には、お客様の御希望通り、室内と同じ高さの仕上げとパラペット笠木部分も全て隠すように施工する事ができました。

施工時に立ち会えなかったお客様から、数日後に電話で、
「想像以上の出来栄えでした!」と。

実はお客様は会社の同僚の方から勧められて、施工した実物はおろか、テクノグリーンの写真集も資料もご覧にならずにご注文をいただいていたんです。
ちなみに同僚の方もお客様も住宅建設会社へお勤めです。

 

今回の戸建ベランダへのウッドデッキ紹介はこれで終了。そうそう、近いうちに同じ戸建のインナーバルコニーへウッドデッキを施工する予定となっていますので、こちらも出来上がりましたらこのブログで紹介させていただきます。

 

戸建バルコニーへのウッドデッキ高さは?~茅ヶ崎市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 戸建てベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年12月22日

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今回の紹介は神奈川県茅ケ崎市の戸建2階”バルコニー”へのウッドデッキ施工です。

バルコニーもベランダもほとんど同じ意味で使われていますが、厳密に定義すれば屋根や庇があるのが「ベランダ」、無いのが「バルコー」です。
ほとんどのマンション販売会社が、上階が庇となっているベランダをバルコニーとカタログや間取り図面で表示しているので、バルコニーが一般的な呼称となってきているのかしらん?

これってもしかしたら、昔のマンションによく見られた北側斜線規制の関係で上階へいくほど幅が狭くなる階段状の構造の場合の名残りなのかもネ。・・・・この場合は屋根・庇がないから純粋にバルコニーと呼べるから。
本当のところ、どうなんでしょうね?誰かご存じの方がいたしたら、教えてくださ~い。

何故、今回この事にこだわるかと云いますと昨今のゲリラ豪雨。
テクノグリーンのバルコニーデッキは室内と同じ高さに調整して施工できます。それがノンレールタイプのサッシですと、それこそフルフラットです。
ただそのノンレールタイプサッシは、どうみましても屋根無しの広いバルコニーにゲリラ豪雨時の水量を排水できる能力があるとは思われません。ノンレールサッシはあくまでも、屋根・庇がある前提での雨量に耐えうる構造と判断しました。

それでは調査時の写真から。いつものよう採寸・調査を終了して、最後に状況を撮影。・・・・・・・したはずだったんですが、写ってな~い。

さっそくカメラを量販店に持ち込んでみてもらうと、修理納期は1週間以上、その上保証期間も過ぎているので修理費用の見積もりは、それに数枚の100円コインをチャリンとしてやれば、横に陳列している格安のコンパクトデジカメが買える金額。
元々、格安のデジカメだったし~。といことで新品を購入。画素数は倍くらい、他の機能も各段に良くなっているらしいのですが、あまり必要とはしません。・・・・・それより壊れにくいカメラが欲しい~。

あっ、修理で思い出しましたが、先日マンションの人工木デッキでご相談をいただいて視てきたのが、これ。

割れた人工木材

割れた人工木材

新築マンション入居時に元々デッキがついていたそうです。6年経過しているそうですが、デッキ上でDIY中に誤ってハンマーを落としただけでこんな風に割れてしまったそうです。
木粉入りの樹脂デッキはこのように中空構造(全てではありませんが)なので、衝撃に弱く、割れやすいというか壊れやすい。テクノグリーでは人工木デッキの完成引き渡し時には必ず、お客様にはその事を伝えるようにしています。

今年は、木粉入り人工木材の「割れた・壊れた」相談が寄せられた年でした。

フェンス部材の割れた人工木

フェンス部材の割れた人工木

 

これは大手メーカーの人工木材。台風時の風圧で割れ、フェンスが半壊したようです。ただ、これは材料の問題もあるけど施工方法にも無理があるんじゃない?という感じがします。

1枚目の床板の材料は、昔のタイプのようで薄く強度もなさそうです。テクノグリーンでは、10社くらい一応、取扱えるメーカーの商品があるんですが、その中には無し。
そこで、いろいろなルートを使って探したのですが見つかりません。このサイズに合う代替え品もみつかりませんでした。
カメラは製造打ち切り後5年間は、部品を在庫している云々と書いてありましたが、人工木材のデッキはどうなんだろうね?
大手の人工木デッキメーカーは、「改良」の名の元にやたらとモデルチェンジをします。
幅や厚みが変わったフルモデルチェンジをされると、こういう取り替えのときに本当に困ってしまいます。廃盤になっても5年くらい在庫していてくれると良いんですが・・・・・これもテクノグリーンでは人工木を推奨しない理由のひとつなんですが。

カメラの壊れた話から、またまたそれてしまいました。本題に戻り調査時の写真は無しで、いきなり完成写真を。

ウッドデッキ完了

ウッドデッキ完了

せっかくのノンレールサッシでしたが、お客様とも一緒に検討し、室内への浸水を防ぐ事を第一に考えて3cmほど下げての施工となりました。

 

ウッドデッキ仕上げ高さ画像

ウッドデッキ仕上げ高さ

掃出し窓のシャッターを下ろした状態でこんな感じです。
レール部分が階段状になっている普通のタイプからしますと、ノンレールタイプのサッシは3cmくらいウッドデッキが下がっていても、ずう~っと使いやすい事に変わりはありません。

 

外側の腰壁

外側の腰壁

 

外側の腰壁との取り合いは、排水を考慮して開けています。最近のゲリラ豪雨は怖いですからね。

お客様は元々イペ材を良くご存じで、当社へお問い合わせいただいていたのですが、

「見積もり時に雨水対策等の提案をして頂いたり、施工職人の対応も良く、御社にお願いして良かったと思っています。」と。

屋根や庇があるマンションのベランダはフルフラットにしてもO・Kですが、戸建のバルコニーや屋上の場合は雨水対策に今回のような一工夫が必要かもしれません。

今回の紹介はいろいろと話がそれましたが、これで終了。そういえば、明日も都内でこの戸建バルコニーへのウッドデッキ施工予定です。近いうち(たぶん来年)に、機会がありましたら紹介させていただきます。