サンルームを撤去してウッドデッキに~八潮市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年10月10日

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埼玉県八潮市へお住まいのお客様から、一番耐久性の高い木材でのウッドデッキの見積もりご依頼を電話でいただきました。
サイズは横幅6.3m、奥行きは2.4m、3面全部を横板フェンスで囲まれた庭ウッドデッキです。

少々お時間をいただき、イペでの見積もりを連絡しますと、現調と打ち合わせのご依頼いただき訪問。

 

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裏庭いっぱいに作られたサンルーム。(全体を撮るにはお隣さんお敷地に入らければできませんのでこれが限度。)

今回のお客様は店舗やリフォームを行う建設会社の経営者様です。多くの職種の下請け職人を抱えているようで、このサンルームもそちらで施工されたようです。
そしてこちらも・・・・・

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サンルームの脇に作られた人工木のウッドデッキ。
今回、サンルームの撤去と共にこの人工木のウッドデッキも撤去して、全て天然木のウッドデッキにしたいというのがお客様の御希望でした。
ほとんどの職種の下請け業者を抱えているのだけれど”ウッドデッキ専門業者”だけはいないとの事で当社へ。・・・・・やっぱり人工木はダメですね!というのが、今まで使ってみての感想でした。

詳しく聞いてみると、やはり”味”がないので本物の木が良い(ご家族の意見)、また溝付きなので溝にはまった泥汚れを取るのが大変。
これは天然木でも溝付きは同じなんですが、皆様使いだして初めて気づきます。

この後はウッドデッキ用木材のご質問。建設業を営んでいてもウッドデッキ用の木材は、そう詳しくはない(といっても一般の方よりはご存じでしたが)ので色々と教えてほしいと。。。。。

というのも、当社へ連絡いただく前に他のウッドデッキ施工業者からもらった見積書の木材が、前にもこのブログで書いたアマゾン○○○○という材だったそうです。
そんなハードウッドは無い事に気づき、同じ建設業者として使用する木材を偽るような業者は信用出来ない!ということで当社のハードウッドの比較説明書をご覧になりイペでのご注文をいただきました。

現在日本にウッドデッキ用として輸入されているハードウッドは、十数種に及び価格もピンキリですが品質もピンキリです。当社ではその内4樹種を使用して施工提供しています。
ハードウッド全てが耐久性に優れている訳ではなく4~5年で腐り始める樹種もあったりします。

ウッドデッキ材の販売をしているところでは、そんな事には触れずに何でもハードウッドは高耐久性と謳っているので、一般消費者が木材選びをするのはホント難しいですよね。

話は今回のお客様に戻りまして、
建設業を営むお客様はサンルームの撤去と新しく掃出し窓の取り付けをご自分の会社で行い、その後に当社がウッドデッキの施工へ。

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完成直後に雨が降り出しました。イペは濡れたらこんな色に。

 

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廻り3面が隣家に接しているので、外観の見た目にはこだわらすフェンスは内張り、また今回は化粧の幕板を取り付けていません。これで少しはコストダウンに。

 

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写真の奥側(デッキの右半分)に深さ40cm以上のビニールプールを夏場置かれる予定との事で、構造計算してその重量に耐ええるように表面からは見えませんが右半分の構造部分を強化しています。
なんてたって1平米あたり水の重量だけで400Kgプラスになりますから。

 

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あたらしく取り付けました窓サッシはバリアフリーのノンレールタイプでした。

 

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室内から見たウッドデッキ。バリアフリーサッシに作るウッドデッキは、ほとんど繋がって見えて一体感は抜群ですね。

それでは、今回の庭ウッドデッキの紹介は終了しまして次回は戸建バルコニーのウッドデッキを。

 

 

2軒並んだウッドデッキの取り替え~世田谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2017年9月6日

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「HPを見てご連絡させて頂いております。
8年程前に世田谷区で施工したウッドデッキ(レッドシダー使用)が反り・束の沈下などにより、撤去後再施工をするのですが、お見積りを御願い出来ますでしょうか。
(2棟分あります、同時期施工可能です)」

と、不動産販売会社様から写真と図面を送付いただきました。

写真はこちら。

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この完成時の写真といただきました図面から概算見積もりをしまして、ご予算内ということで現地調査へ。

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塗装を毎年されていたそうで、床板やフェンスの横板は、そんなに目立った腐朽はみられませんが・・・・・・・・

床に乗るとふかふかした感じがするのと、ご覧のようにフェンス支柱がかなり倒れ掛かっています。
これは、床下の構造部が相当腐ってきている証拠です。

レッドシーダーや防腐注入木材では、「毎年防腐塗料を塗れば長持ちしますよ」と過去に宣伝していたけれど、毎年毎年、床板を剥がして構造部分まで塗るなんて出来ないですもんね。

今回のこのウッドデッキは、くわえて大工さんが施工したようで”やっちゃいけいない木組み”をあちこちでしていました。これでは尚更、構造部分が早く腐ってしまいます。
耐腐朽性の高いイペでも、間違った施工をしてしまいますと腐朽を早めてしまいます。

「ウッドデッキの耐久性は、材料50%、施工の木組み30%、構造設計20%で決まる」は、当社の持論です。

—–先日打ち合わせしたお客様からの質問。「ウッドデッキも構造計算必要なんですか?」——
何年か経って、構造部で強度不足があるとその部分がへたり水が溜って腐ってきます。今までに腐朽したウッドデッキの解体で何度も目にしています。今回もそんな中のひとつでした。

今回ご注文いただきました不動産販売会社様は、このトラブルが2度と起きないようにとの事でウッドデッキの材料、施工実績・施工方法を調査され10年保証付きのイペのウッドデッキをご指名いただきました。

それではイペウッドデッキに生まれ変わった2軒の写真を。

 

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擁壁の上に建つウッドデッキ2ヵ所が完成。

 

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どちらも台形ですが、大きさは違います。ただ基本的に不動産販売会社様の補償工事でしたので元の大きさからは変えていません。

最後にお住まいのお客様宛の10年保証書をお渡しして今回の工事は終了。
保証は10年ですが、実際は当社今年で創業22年目になり創業年に施工したイペのウッドデッキは今も健在で使用されています。というか、イペのウッドデッキだけは未だ1ヵ所も腐ったという報告はありません。

次回は、10年前に当社が施工しましたイペの戸建2階のベランダウッドデッキ、どうなってる?を紹介します。

タープを追加で検討中~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年7月30日

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千葉県松戸市の新築戸建へ引っ越しされたお客様から2年前に資料請求いただいていました。
「これから庭にウッドデッキとウッドフェンスを作ろうと考えています。」

そして今年になり、大きさと案が決まりましたので一度見積もりをという事でお伺い。

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隣家との境界ブロックが積まれているだけで庭は手つかずの状態です。
アルミのフェンスも付けていないので、隣家境にはデッと一緒に目隠しフェンスを付けます。

 

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ウッドデッキはこの給湯器まで掃出し窓前に、できるだけ段差なくというご希望。

 

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こちらにある立水栓には水受けありませんので、立水栓も水受けもウッドデッキ上に取り付けて使用したいとの事。持参したエクステリ商品カタログから水受けを選んでいただいて・・・・

この立水栓をウッドデッキ上に載せる案は以前に送付していました施工例の写真集を参考にされたとか。もうひとつが同じ写真集に載っていましたタープを張れる柱とフレーム。
これも当初考えていたウッドデッキ案に追加されたアイテムでした。

それでは、その完成写真から

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タープ用フレームは4面に張っています。
左の柱に取り付けられたリングはハンモック用の金物。これも打ち合わせ時に追加。

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ウッドデッキ上に取り付けられた立水栓と陶器製の水受け。立水栓は蛇口のみは再利用して、ウッドデッキと同じ素材(木製)のイペで造り替え。
元々排水の設備はありませんでしたので、これを機に水受けからの排水管もウッドデッキ下に敷設する事に。

 

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高さが50cmくらいありましたので庭へ降りる階段は2段で。
今まで2年間住んでみて、雑草には悩まされたそうですので防草シートも。
この後に見える部分(ウッドデッキの端部から手の届く範囲)はお客様ご自身で砂利を敷かれる予定です。・・・・・お客様ができる作業は、ご自分でDIYするように当社は薦めています。

新しい家に引っ越しされてから2年間、いろいろと構想を練られたウッドデッキの紹介はこれで終了。
次回はマンションのルーフバルコニーウッドデッキです。