ベランダに収納箱を~町田市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年5月28日

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今年の初めにHPのマンションバルコニーデッキのページをご覧になり、お問い合わせいただきました。
「住んでいるマンションが今、大規模修繕中なのですが、終わったらベランダにウッドデッキを敷きたいです。」と東京都町田市のお客様から。

しばらくして、「まだ工事中ですが、ベランダの足場が取れました。」とのご一報で、さっそく採寸へ。

 

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壁も塗り替えられ、床も新品の塩ビ長尺シートが敷かれています。

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室外機が柱に沿って置かれていますが、半分はみ出しています。
見栄えが悪いので、室外機カバーが欲しい!それもこの後ろも隠せるのが!・・・・・市販や通販の室外機カバーは、当たり前ですが「表面隠して裏面隠せず」タイプしか売っていません。

テクノグリーンのイペ製室外機カバーは全てオーダーメイドなので、ご希望に合わせて製作可能です。

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そこで裏面も隠すように製作したのがコレ!

イペ製室外機カバー画像

イペ製室外機カバー

 

前から見ても普通のタイプ。デザインは標準の横ルーバー。このルーバーの断面サイズは15mm厚みの繊細なサイズです。フェンス材と同じ20mm厚さで作ると5mmの違いですけど野暮ったくなっちゃうんですよね。
で、テクノグリーンでは、この断面サイズをブラジルで特注して製作しています。

このように、少しはデザインにもこだわっているんですけど・・・・

 

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こちらは室外機カバーではありません。ご覧のようにすき間を無く製作しています。正解は下の写真で。

イペ製収納ボックス

イペ製収納ボックス

 

これも、出入りにも邪魔にならず、横の壁にもサイズを合わせてオーダーメイドしましたベンチ兼用収納ボックスです。
ウッドデッキ材と同じ材で製作しますと周りに馴染んでいます。アウトリビング用のファニチュアは同質の木材を使って製作すると、こういうメリットも有りますネ!

 

室内から見たベランダデッキ

室内から見たベランダデッキ

 

最後の写真。室内からウッドデッキと室外機カバーが見えますが、室外機がむき出しだと思うと・・・・・・・やっぱり良いですね。

引渡し後、お客様から

「エアコンカバーのデザイン、ベンチ収納の収納量にも満足しています。
ありがとうございました。」

———なんか初めてデザインを褒められたような気が。。。。。。。これから、もう少しデザインにも気を遣おうかなぁ~

で、次回も室外機カバーを紹介します。

マンション1階テラスへウッドデッキ~中野区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンション専用庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年5月15日

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前々回と同じ中野区ですが、今回は新築マンション1階テラスへのウッドデッキ紹介です。
前と違いますのは分譲マンションですので”専有庭”でもないし、庭部分ではなく”テラス”へのウッドデッキです。そういう訳で1階と言いながら、実質は2階以上で施工する”ベランダウッドデッキ”と同じという事になります。

お客様は昨年の秋、このマンションを購入された時点で資料請求と概算の見積もりご依頼。

この資料を時間をかけてご覧いただき、他のベランダウッドデッキと比較検討していただきますと、「あらら、全然違いますワ!別物ですワ!」と気付かれます。
※何が違うんだって?それを今回のブログで書いてると紙面枠(そんな制限があるのかどうか知らんけど)をはみ出すほどの量ですので、お問い合わせいただいた方には郵送させていただいています。サンプルも一緒に。
そして内覧会の日時が決まりましたら、当社へ同行採寸のご依頼。・・・・・・新築マンションでのウッドデッキは、ほとんどこのパターンです。

それでは、今回も内覧会時に同行させていただき採寸しましたときの写真から。

専用庭から見たテラス

専用庭から見たテラス

高くなったところには、タイル張りの専用庭。

 

テラスへ降りる階段

テラスへ降りる階段

 

階段4段分、庭が高くなっています。今までにも何か所か似た状況で施工をした事を思い出しました。・・・・・元の地形によっては、こういう建て方になっちゃうんでしょうね?

ウッドデッキの施工日は鍵引き渡し日から、引っ越し日までの間に設定。工場でほぼ現場に合うようにオーダー製作していきますので、現場施工は半日で終了。
それではウッドデッキ施工後の写真から。

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上の庭から見ますとこんな感じの仕上がりです。

 

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階段との取り合いはこういう風に仕上がっています。ちなみに階段の手すり壁や腰壁との間は、排水と溝掃除をできるように5cmほど開けています。

 

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掃出し窓前の仕上げ。今回は高さが充分にありましたのでサッシの下で納める事が出来ました。
1階のテラスは2階以上と比べるとベランダ構造の違いか、このようにサッシ迄の高さが充分にある場合が多いような気がします。

 

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室内から見るとこんな感じの仕上がりです。
今回も色見本としては最適な感じで、いろいろな色模様のいたが並んでいます。

まぁ~、この辺は好みが分かれるところですが、イペはこのくらいいろんな色が混ざります。
同じ色、同じ木目が好きな方は人工木材かと。・・・・・・イヤ、人工木材には木目がなかったですネ。

お客様からは、
「ウッドデッキ施工、ありがとうございました。イメージに近い施工で満足しています。」

お客様は、送付させていただきました写真集とイペ材サンプルをご覧になり、この自然な色・木目を気に入っていただいてのご注文でした。

 

次回は千葉県八千代市での腐ったウッドデッキを撤去しまして、庭全体を”ウッド”でリノベーションしました施工例を2回にわたって紹介します。お楽しみに。

 

マンションの庭に目隠しウッドフェンス~中野区~施工完了編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ウッドフェンス, マンション専用庭ウッドデッキ, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年5月9日

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昨日の続きです。中野区のマンション庭へウッドフェンスとウッドデッキの施工が完了。
1日で施工が終わったのかい?というツッコミは無しで!

 

ちなみにお客様からは「天然の木材で!」というご要望でウッドフェンスもデッキもイペ材で施工しています。イペ材のウッドデッキにつきましてはこちら。
イペのウッドフェンスなのでウッドデッキ同様10年保証付きです。

先ずは、ウッドフェンスから。

高さ1.8mのウッドフェンス画像

高さ1.8mのウッドフェンス

 

延長約10m、高さ1.8m。上部は目隠し目的の為すき間を小さ広幅材で。下はデザイン的に考慮して狭幅ですき間を大きくとデザインされました。

誰がって?当然、私じゃなく今回建物を含め庭全てを設計された建築設計士さんです。

そう!今回の工事は建築設計事務所からのご依頼で、ただし工事契約はお施主様との直接契約という方式でした。
いわゆる「CM方式」に近い方法です。・・・・・いえいえテレビコマーシャルの「CM」ではありません。
コンストラクション・マネジメント(すみません横文字に弱く英語では綴れませ~ん)の略で「CM」。

本来は設計も別会社が行い、施主になり代わり、それぞれ専門の工事会社の選定・契約・工事監理をする方法です。
大きな建設工事で見聞します。まっ、数少ないですが。横文字での名称からしてアメリカから導入された方式です。

この対極にあるのがGC(総合建設業)が、施主と一括工事請負契約する方式です。そして実際に工事をするのは、協力業者と呼ばれる各分野の下請け専門工事業者です。
それぞれの方式には、施主側にも工事業者にも一長一短がありますが、施工管理に秀でていた会社が行えば安くて品質が良い工事を施主様に提供できるんではないかと私は思っています。

これはエクステリ工事にも云えて、ガーデンデザイナーがこの役目(CMr・コンストラクションマネージャー)を果たしてそれぞれ専門工事会社が、お施主さんと直接契約するようなパターンが増えるような気が?
その場合は「CMr」でなく、ガーデン・コンストラクション・マネージヤーの略で「GCMr」なんて呼ぶのも良いんじゃない!と勝手に思ってます。
閑話休題。
悪い癖で、話がどんどん横道にそれてしまいました。元に戻して、ウッドフェンスの設計の話を。

目隠しを重点に、またこの後に行う植栽を加味してのボーダーデザイン・すき間となっています。これらのデザインが決まってからウッドフェンスの基礎や転倒防止のための控え柱位置等について設計士さんと打ち合わせ。
背の高いウッドフェンスは基礎と転倒防止をどうするか、現場ごとに検討し設計する必要があります。・・・・・・以前これを簡単に考えて施工し、失敗したことがありますので慎重になります。

ウッドフェンスは基礎工事をどのようにするかで価格も大きく違ってきますが、できるだけ「安全がわ」にというのがテクノグリーンの考え方です。

植栽が完了

植栽が完了

 

 

別の角度からウッドフェンス

別の角度からウッドフェンス

ウッドフェンス工事が終了後、造園屋さんが樹木を植えて完了。

ウッドフェンスは木々の引き立て役と上部の目隠しとしての役割を果たしてます。

 

ウッドデッキ全景

ウッドデッキ全景

 

こちらは造園工事が全て終わった後のウッドデッキです。
下は大谷石を斜め張、周囲には低木で植栽。良いですね~、やっぱり専門家がデザインした庭は違います。

ウッドデッキの中央部だけ出幅を大きく作っています。

前回載せました写真と比べると全く違う空間に生まれ変わってます。

施工前

施工前

 

・・・・・・・・・同じ場所とは思えません。

ウッドデッキ上のベンチ

ベンチ

 

ウッドデッキの上にはL字型に配置した背付ベンチと背なしベンチ。どちらもウッドデッキと一体化した作り付けベンチです。

 

ベンチの裏側

ベンチの裏側

 

ベンチの背もたれ裏に付いた斜めの棒。これは横にある階段用の手摺です。これも設計士さんのアイデア・・・・・・勉強になりました。

 

最後に。

ウッドデッキの点検口

ウッドデッキの点検口

 

前回の調査編で、わざわざお見せした換気口。その答えはコレ!
そこには、このような遮水板?(正式名称は定かではありません)と呼ばれるものが取り付けられています。

この地域は土地が低く川が氾濫した時に床下浸水が起こらないように、換気口を塞ぐための装置で普段は外しておくそうです。
イザという時には、この点検口を開けてこの遮水板を装着するそうです。合計6か所の点検口を付けました。・・・・こちらも、現場打ち合わせ時にたまたまお会いしたんですが、やはり専門工事業者さんでした。

 

これでマンション庭のウッドフェンスの紹介は終了。
最近、アルミや人工木のフェンスに物足りないお客様からお問い合わせが多いので、なるべく近いうち?に今度は戸建庭の独立ウッドフェンスを紹介させていただきます。

また、庭用の独立ウッドフェンスの写真集・イペ材資料・サンプルをご希望の方はこちらから。