今回の紹介は、東京都中野区にあるマンションの1階”専有庭”でのウッドフェンスとウッドデッキです。
そうです、”専用庭”ではなく専有庭だから施工できたのかもしれません。・・・・・なんか似た発音なので私はしょっちゅう間違えて使っちゃてますが、・・・・・・ご勘弁を。
通常、分譲のマンション1階にある庭は、共有部分の専用使用とされていますので、テラス部分は別として庭の土や芝の部分へ何かを作ろうとしたら管理組合の承認が必要となります。
ウッドデッキは比較的、承認が降りやすいのですが(但し、大規模修繕時に取り外しやすい構造が条件となりますが)、ウッドフェンスは基礎の問題もあり、テクノグリーンでも管理組合の承認のもとに施工した例は1か所のみです。
今回は、お客様が所有しています賃貸マンションの1階、それも1階部分が全てお客様のご自宅、という条件でしたので出来たんですネ!
まぁ、マンションの1階といえ、ほぼ一戸建の庭のリノベーリョンという工事でした。
戸建と違うところは、他の住居者の皆さんへの配慮から日曜日と祝日の工事はダメ!・・・・・この部分は、分譲マンションと一緒。
それでは、調査・打ち合わせ時の写真から。

庭にあった物置?
裏の庭に廻ってみると、いきなりドーンと鉄骨製の巨大な物置き?倉庫?が鎮座しています。
今回、これの基礎を含めて全て撤去とのお話。あ~、びっくりした。

掃出し窓前のコンクリートテラス
建物に接して、ほぼウッドデッキ化する計画となっています。その延長は16m以上となります。

床下換気口
この換気口の写真をアップでわざわざ載せた理由は?・・・・次回の施工完了編で!
コンクリートテラスからの仕上がり高さも50cm以上になりますので、今回はマンションバルコニーウッドデッキではなく、一般的な庭用ウッドデッキでの施工ですネ!

庭に隣接する遊歩道
ウッドフェンスの基礎工事の調査と打ち合わせにお伺いしたときは、あの大きな物置や基礎は解体され公共の遊歩道とアルミのフェンスが露わになっていました。
これじゃ、庭が道行く人からは丸見え。・・・・・目隠しフェンスを付けたくなるのもわかります。

古い桝
大物置の基礎も撤去したら、いろんなのが出てきました。これもまだ生きた雨水桝のようだし、アルミフェンスの基礎部分は公共物だし、フェンスの基礎はどうしたもんかね~。
と悩み始めたとところで、調査編は終了。
次回施工完了編をお楽しみに!
今回の紹介は東京都大田区の新築マンションのベランダウッドデッキです。
内覧会時にお客様がご自分写真を撮られ、採寸したサイズを手書きの図にしてメール添付していただきました。
「写真と手書きの寸法図を添付いたしましたので
見て頂けますでしょうか?
他社との比較もしておりますが
テクノグリーンさんのしっかりとした施工や対応に
とてもひかれております。」
送られてきました写真と寸法図は。

内覧会時の写真 1

内覧会時の写真2

右側室外機設置前
まだ室外機は設置されていませんが、パイプやらカバーやらが、たくさん這っています。

避難ハッチの断面
避難ハッチの断面からしますと、相当勾配がきつそうですね。前にもこのブログで書きましたが、勾配がきついベランダは水捌けだけを考えると「良いベランダ」と言えるのですが・・・・・・・
これだけきつい勾配は、毎日の使用を考えると何とかならないかと思っちゃいますよネ!

送って頂いた寸法図
手書きの寸法図を写真に撮ってメールで送っていただきました。この図面と写真があればバッチリです。ほぼ正確な見積もりができました。
初めは電話で㎡数をお聞きして概算見積もりしていたのですが、それよりは安くなりました。・・・・・それでもテクノグリーンのベランダウッドデッキは、他と比べて価格は安いわけではないと思います。価格以上の価値あるデッキとは思いますが。
価格だけで選ぶか、品質で選ぶかはお客様の価値観の問題なので、なんとも言えませんが今回のお客様は品質でお選びいただきました。
それでは完成後のウッドデッキを。

右方のウッドデッキ

左方のウッドデッキ
ウッドデッキは水平。室外機はベランダの傾斜なりに。・・・・こんなに勾配があったんですね~。
サッシ下枠水切り天端にギリギリ今回は合わせる事ができました。高さは調整タイプのベランダウッドデッキは低く作るのが大変なんです!!!!採寸にもホント神経を使います。・・・・・と、云いつつ今回も、私は採寸してませんが・・・・

パイプ類は床下へ
ベランダ床を這っていたパイプの類は全て床下へ隠れています。これだけでも価値があると思いませんか?・・・・・・このパイプ高さと位置の関係によりまして、、強度も考慮すると設計にするにあたり、”ちょびっと”ですが神経を使いました。
これにて、今回の紹介は終了。
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最近、マンションのベランダウッドデッキ施工をご希望のお客様からいただくご質問で一番多いのがコレ!
今回、足立区の新築マンションへご入居予定のお客様からも、このご質問をいただきました。
「ウッドデッキはエアコンの室外機設置前に据え付けしたほうがよろしいでしょうか?ウッドデッキの上に室外機を載せると室外機から出る水がデッキの上に流れるとよくないのではないでしょうか?」
お客様はインテリアオプション販売会でタイルを薦められた(というか、タイルしか販売してなかったそうです)ので、室外機の水はタイルを濡らせてしまうので、ウッドデッキも同じかと思っていたのかもしれません。
ところがどっこい、テクノグリーンのバルコニーデッキAタイプは、高さ調整できる工法なので二重床となっています。つまり下に空間があるのでホース・パイプ等の配管が可能となっています。
ウッドデッキのみならず、下地のコンクリートも濡れないように排水溝まで配管してしまいます。
今まで、床を濡らすかドレンホースを溝まで横断露出させるかの二者択一しかなかったのが、これで一挙解決。・・・・・・ウッドデッキのいいところは、こんなところにもあります。

施工前のベランダ全景

またぎ構造の引違い戸
こちらの窓は”またぎ”断面ろなっていますので、掃出し窓ではなかったのですが、避難ハッチもあるので二重床構造のウッドデッキで10cm高さに仕上げます。

エアコンホースの出口
上と下の2ケ所にエアコンホース出口が2か所あります。ここには2段ラックを置いて室外機が2台重ねる予定だそうです。

このようにエアコンのホースは初めからこのカバーから出てくるようになっています。
これに室外機を接続してしまうと、もう動かす事はできませんね。
2台重ね用のラックと室外機2台分の重量をお聞きして、この部分は重さに耐ええるように下の根太を補強して設計します。

施工後のウッドデッキとドレンパイプ
施工が完了しました。2本の飛び出したドレンパイプ。室外機を設置したら室外機からの排水パイプをこれに差し込むだけでO・Kです。

排水パイプとの取り合い
上からきている排水パイプとの取り合いはこんな感じ。パイプの位置によってはできない事もありますが、極力すき間ができないように施工しています。
最後に完成しましたウッドデッキの全体を。


ウッドデッキの逆サイド
こちら側にも1本ホースが。
合計3台の室外機が設置されるんですね。それで同じようにドレン用のホースを床下に敷設させていただきました。
さぁ、後はエアコンの設置を待つだけです。・・・・・大変な引っ越しも残っているようですが。頑張りましょう!
今回のお客様とは、昨年から「バルコニータイルにするかウッドデッキにするか?」とか、この「室外機設置とウッドデッキの順番」、「2段重ねラックの重量の問題」、「ウッドデッキ施工日、室外機設置日、と引っ越し日のスケジュール」等々をメールで何回かやり取りしまして、今回の施工に至りました。
テクノグリーンではマンションだけで600ケ所以上の施工経験がありますのでそれを基に、内覧会時の採寸する時間の決め方を初めとして施工日までの段取り方法、からみのある他の業者との打ち合わせ方法までアドバイスさせていただきます。
お早目にご相談いただくと、スムーズに進み「後悔しないウッドデッキ施工」となります。
ご検討中の方は、お早目にお問い合わせください。