今回は東京都武蔵野市のルーフバルコニーウッドデッキです。
前々からルーフバルコニーへウッドデッキを検討しておられたお客様と現場調査時に、ルーフバルコニーへ立ってみて施工範囲を打ち合わせ。

施工前のルーフバルコニー
奥行き3.3m、横幅も10mくらいある大きなルーフバルコニーです。

リビング前
こちらはリビング前のルーフバルコニーで、主に使用されている場所だそうです。
リビングから見えて、よく使用される範囲のみを施工する事に。

同じく見える範囲にウッドフェンスをご希望。ただ、リビングから見える山並みの遠景がお気に入りのお客様は、その部分が見えるようなウッドフェンスという事で、横板の張る高さを打ち合わせ。
次いで、この時期はまだ必要ありませんが、「夏場の日差しを考えてタープを付けれるようにしたい!」・・・・お任せください。
それでは、完成後の写真を。


こちらは、ウッドデッキの仕舞い端部です。化粧幕板で仕上げ。
ウッドフェンスは下の方だけボーダーを張り上は空けています。手摺とボーダーが額縁の役割を果たし、あいた空間からは遠景の山並みが1枚の絵のように見えます。・・・・お客様の狙い通りでした!

タープ用柱とフレーム
タープを張れるように室内側には柱を建て、上にはフレームを付けタープ金物はこちらに取り付け。

タープ用の柱は部屋からの出入りに邪魔にならず、また眺望を損なわない位置にお客様と打ち合わせの上、建てています。

室内から
室内から見たウッドデッキとウッドフェンスは、こんな感じです。すっかりルーフバルコニーと外の景色は変わりました。
あとは、夏に備えてお好みのタープをご用意するだけですネ。・・・・・・今年も暑くなりそうです。タープは、きっと大活躍する事でしょう!
次回は、バルコニーはバルコニーですがマンションではなく社屋ビルのバルコニーへウッドデッキを付けた施工例を紹介します。
前回に引き続きマンション大規模修繕終了後の再組立てウッドデッキの紹介です。
今回は、9年前に千葉県浦安市のマンション1階専用庭のテラス部分へウッドデッキ施工しましたお客様からのご依頼です。
取り外し持ち帰って工場でチェックしてみましたが、9年経過したイペのテラスデッキは腐った部分は全くありません。10年保証しているので、腐ったところがあれば困るんですが。
JISに基づく室内での耐朽試験だけではなく、このように実際使用され15年以上経過したイペ製のウッドデッキでも数か所確認しているので、テクノグリーンではイペ製のウッドデッキのみ10年保証しています。
またまた取り外し前の写真は撮りはずしじゃなく、撮り忘れていましたので、再組立て後の写真から。




連続していろんな角度からの写真を載せてみましたが、9年経過の割には退色が全然していないんじゃないの?と、感じられた方は、ウッドデッキのプロです。
実は、保管中に塗装を施した結果がこの色となっています。新品と変わらない感じでしょ。
テクノグリーンの大規模修繕時のサービスには、有償になりますがオプションで「高圧水による洗浄」「サンダー掛け」「塗装」をご用意しています。
今回のお客様は雰囲気を変えてみたいということで、この塗装オプションをお申込みされました。
最近、他社施工のベランダウッドデッキの一時保管サービスのお問い合わせが多いのですが、申し訳ありませんが全てお断りさせていただいています。
基本的には当社施工のイペ製ウッドデッキのみとさせていただいています。
その理由としては、
1)自社施工分しか想定していないので、工場での保管スペースに限りがある。(まぁ、これはなんとかなるんですが)
2)時差や施工は製作・施工図面が残っているので、調査・採寸にわざわざ行かなくてもすぐに見積もりができる。
3)元々この取り外し・再組立てを想定して設計したウッドデッキなので簡単な作業で済み、他工法より安価にこのサービスを提供できる。
これら3つの理由を書きましたが、決定的なのは調査に行ってみると、
1)釘で施工している
2)ビスを使用しているが鉄製で錆びている
3)一度外したら二度と組み立て不可能なくらい下の構造部が腐っている
等々の理由で、このサービスをすることが出来ない事が幾度かりましたので、他社施工のウッドデッキの一時保管はお断りさせていただいています。
このサービスに関しましてはホームページのマンションバルコニーデッキを参照してください。もしくはお問い合わせのページから、詳細を載せています資料のご請求を。
現在も数か所のベランダウッドデッキを保管させていただいています。お問い合わせが多い懸案ですので、できるだけ?このブログでも再組立て後に紹介していきたいと思います。
千葉県市川市のマンションへお住まいのお客様からご注文いただきました。
バルコニーのデッキと一緒にウッドフェンスも!といことで久しぶりにマンションの打ち合わせに。
マンションに近づくと、なんか見覚えがあります。・・・・・・・・なんと10年ほど前に取引があったゼネコンさんから「ウッドデッキじゃないんだけど施工してもらえるかな?」
と頼まれて施工したのがコレ!

ガラスに貼ったレッドシーダー
ガラス製のエントランスにレッドドシーダーを貼るとういう工事でした。
このマンション設計のデザイナーが、こだわりを持った方で材質・色・板幅等で数回の打ち合わせを持った事を思い出しました。
同じゼネコンさんの違う現場(やはりマンション)で中庭へレッドシーダー製のパーゴラを施工した事があって、その縁でご指名いただいたようです。
この頃、盛んにレッドシーダーがウッドデッキに使用されていた時期なんですが、テクノグリーンでは試験の結果から日本ではレッドシーダーのウッドデッキは無理という結論を出していましたので、施工していませんでした。
このときは、エントランスの入口通路で雨掛かりにならないところなので、請け負った記憶があります。
レッドシーダーでも無節材の赤身のみを選別し、塗装した材をガラスの両側から貼り付けています。強力な両面テープで。・・・・・ズレないように神経を使いました。職人達が。

エントランス内部
ちょっと幻想的な雰囲気ですね。扉もガラスでそこにも貼っています。
と、前置きが長くなりましたが、この懐かしいマンションでの今回はウッドデッキとウッドフェンス施工。

施工前のベランダ
屋根・庇がないので、こちらは正確にはベランダではなくバルコニーです。手摺はステンレス製となっていました。
こちらのマンションの新築時はもっぱら、エントランスのみの施工でバルコニーは一度も見てなかったんですが、こんな風だったんですね~。

逆サイドから
あまりにも殺風景なので、物干し場所にしか使われていなかったとの事。「ここを何とかして有効利用したい」というのが、お客様のご希望。

施工後その1

施工後その2
床はウッドデッキに、そしてステンレスの手摺もこのように木製フェンスへ変身。雰囲気が変わりましたでしょ?
これからはバルコニーが活用される事をねがいまして今回の紹介は終了。・・・・・いや~、それにしてもこちらのマンションは懐かしかったですネ!ガラスに貼りつけたレッドシーダーも皆無事っだったので安心しました。
テクノグリーンではウッドデッキには使用していませんが、頼まれて内部の造作でも何度かレッドシーダーを使っているんです。個人的には好きな木材のひとつですし・・・・・