投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2020年3月5日
柏市の戸建て住宅にお住いのお客様がご夫婦で来社されました。
「ご家族に車いすを使用されているご家族がいらっしゃるのだけれど外へ出かけるのは大変なので、せめて容易に外の空気だけでも・・・・・」
と、ウッドデッキに段差なく出られるように造れるかどうかのご相談でした。
マンションのベランダウッドデッキでは車いす利用のお客様にバリアフリーのウッドデッキを何か所も施工しています。
数は少ないですが3年ほど前にも同じご相談を受けて庭へウッドデッキを施工したことがありますので、その時の施工例写真等もご覧いただき現地調査へ。
こちらの庭へ2ヵ所の掃き出し窓が繋がるようにウッドデッキを計画されていました。
この室外機の横からウッドデッキにします。
通常はこの窓枠の下までの高さにウッドデッキを作りますが、そうすると室内との段差が5cm以上となり車椅子での出入りが大変になります。
室内のレベルを測り現地調査は終了。
バリアフリーのウッドデッキが完成しました。
窓前部分はいつものウッドデッキとは、ちょっと違う感じもしますが使用するには何の問題もありません。
奥側から見ますと、こんな感じ。
室内と同じ高さにしてバリアフリーに造りますと、ウッドデッキ施工にも介護保険で補助されます。・・・全部の自治体がそうかどうかは判りませんが
今回はお客様が市へ申請されて無事に保険が下りたそうです。良かったですね。
これで戸建ての庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンション大規模修繕時サービスの紹介を。
昨年秋の関東を襲った大型台風で千葉県では風による大きな被害を被りました。
その中で四街道市に住むお客様から「台風でウッドデッキが壊れ作り直しを検討しているので一度見てほしい。」と電話をいただきました。
調査にお伺いし拝見しますと、ウッドデッキの上には壊れた花壇用の柵も置かれていました。
7~8年前にDIYで作られてから塗装のし直しもされていたそうですが・・・・・・
塗装しきれない根太や大引きが腐り、そこへ台風の力が加わり壊れてしまったようです。
よくDIYの本などでは、「毎年塗装してやれば長持ちします」なんて書いてありますが、すべて取り外し床の裏側まで塗装しなければそこから腐り始めます。
それを行っても、木材内部は塗装出来ないので上の写真のように内部から腐ってきます。
もともと腐りにくい成分を持った木材でなければウッドデッキ用としては適していないことに気づかれたお客様は、いろいろと調べられ当社へご連絡いただきました。
当社の腐朽試験を含めたウッドデッキ資料をご覧になり、今回はイペでの見積もりご依頼をいただきました。・・・・・イペ製のウッドデッキはノーメンテで10年保証していますので。
解体後すぐに作り替え、前のウッドデッキと同じ形状で家のコーナーを囲むL型です。
こちら側のL字も1辺は約6mの長さがあります。
こちらのスペースはBBQ等のダイニングスペースとなりますので出幅は約3m。こちらは作り替えにあたり少々横幅を大きくしました。
これで壊れた庭ウッドデッキの作り替え工事の紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
千葉県松戸市のマンションにお住まいのお客様から、ホームページからお問い合わせいただきました。
「現在、マンションのベランダにイペ材のウッドデッキを設置しているのですが、ベランダ防水シートの工事が行われることになりました。
今設置しているデッキを撤去し、防水工事が終わったあとに、新たにデッキを設置したいのですが、対応は可能でしょうか?」
このブログでも書かせていただいていますが、当社では自社施工あるいは他社施工でもイペ製のウッドデッキは大規模修繕時サービスを承っています。
「ウッドデッキの材料がイペであれば、取り外し・再設置は可能です。床板の下になっている根太材(床板を留めている材料)もイペでしょうか?
これがイペでない場合は、腐っている可能性が高く、再設置は不可能です。
施工時の見積書の仕様あるいは図面でお確かめください。
施工方法により、取り外し・再設置の金額は違ってきます。
床板すべてに上からビス止めしているかどうかをご確認ください。
ベランダの大きさ(横幅・出幅)をお知らせいただくか、間取り図面をメール添付いただければ、見積もりが可能です。
その際、現況の写真も一緒に何枚か送付いただければ正確な見積もりが可能となります。 」
とメールをさせていただきましたら、
「早速のご連絡ありがとうございます。
デッキの大きさは、161× 456です。
根太材もイペ材になります。
写真を添付いたしますので、よろしくお願いします。」
と、下の写真も一緒に送付していただきました。
ウッドデッキがある所と無い所は扉を付けて仕切られていました。
知り合いの大工さんに造ってもらったウッドデッキだそうでうが、現在は廃業してるとの事で当社へ相談をいただきました。
ウッドデッキはイペ材は使用していますが、現場で1枚1枚張りつける従来工法のすき間あり施工。
取り外しの日にお客様から、これを当社オリジナルのすき間無し施工タイプに改良して再設置してほしいとの要望を受けてお預かりさせていただきました。
・・・・・・・当社のホームページをご覧になっていて、今まで不満に思っていたすき間からのゴミ落ち問題をこの際、解決したいとの思いだったようです。
保管中に改良とオプションでご注文いただきました高圧洗浄と塗装を施しまして、
大規模修繕終了後に再設置を。
すき間を詰めた分、床板が足りなくなり外側に1枚足して改良しています。(外側1枚色が違うのが新しく足したイペです)
室内から見た再設置後のウッドデッキ。すき間無しとなり雰囲気が変わりました。
これで大規模修繕時サービスの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。