今回はマンションバルコニーデッキの移設の紹介です。
7年前に世田谷区のマンションバルコニーへウッドデッキとウッドフェンスを施工させていただいたお客様。
「今度大規模修繕が始まるので取り外し・保管・再組立てをお願いします」
ということで、職人が取り外しにお伺い。
こちらが、取り外し前のウッドフェンス。
こちらがウッドデッキ。7年経つので色は少々退色していますが、腐朽は全くしていません。
お客様はベランダガーデニングがご趣味でたくさんの鉢植えを置いていたのにもかかわらず!
お客様から事前にお話があったのが移設。
前回のウッドデッキ施工後に同じマンション内でルーフバルコニー付のお部屋を購入(買い替えではなく、もう1部屋の買い足し)されたそうで、大規模修繕後にウッドデッキだけ、そちらのルーフバルコニーへ移設したい!とのご希望でした。
この掃出し窓前のルーフバルコニーへ段差を小さくするため、小段を作りたいとのことでした。
ウッドデッキ取り外し後に、職人がこのルーフバルコニーの出入り口を採寸して持ち帰ります。
保管中に、取り外したウッドデッキを少々加工して、このルーフバルコニーへの出入り用の段デッキへ製作し直し。
さて、どんな風になる事やら。
周囲の幕板だけは新材を使用しています。
保管中に高圧洗浄していますので、表面が退色していたようにみえた汚れが落ち、すこし黒っぽくみえますね。
これが全体の出来上がりの写真。
このステップがあるとルーフバルコニーへの出入りが楽になりそうですね。
ウッドフェンスはこのように元の部屋へ再設置。
こちらはお隣に一軒家の窓が近接している為、目隠しに重宝しているとの事でした。
フェンスもイペ製ですので10年保証付、なんの不具合もなく再設置しています。さすが耐久性No1のイペ。
まだ7年ですから、施工20年の経験からしますと、次の大規模修繕時まで大丈夫でしょう。・・・・・・施工も腐りにくいように工夫を施してますから。
大規模修繕工事時の再組立ては大方が元通りにし直しますが、今回のように移設や、以前施工していない部分への増設から、はたまたもう一つバルコニーへ新たに追加工事をする場合もあります。
そんな例のバルコニーデッキも、これからこのブログで紹介していきたいと思います。
では、今回はこの辺で。
今回の紹介は、9年経ったイペに塗装したら?というテーマです。
9年前に新宿区のマンションベランダへ施工させていただきましたお客様から「大規模修繕が始まります。」と連絡を受けまして取外しへ。
9年経過のイペウッドデッキ
さすがにベランダでも9年経つと、それなりに退色していますが他は全く問題なし。
避難ハッチ蓋部分の拡大しました写真ですが、傷みも全くありません。
そういえば先日、マンションのベランダへ防腐材を注入された杉材のウッドデッキの廃棄を頼まれて見てきたら、根太部分の腐りもあったのですが、表面が傷んでぼろぼろになっていました。・・・・・・ガーデニングが好きなお客様で、鉢や鉢置きの金物を頻繁に動かされていたようです。
******「柔らかいウッドデッキの上では、やっぱりガーデニングは無理ね。」という事で、こちらのお客様も大規模修繕後のウッドデッキはハードウッドのイペでのご注文となっています。数か月後になりますが、紹介させていただきます。*******
さて話は今回のウッドデッキに戻りまして、
ウッドデッキ樋外し後のベランダ
お客様は今まで、本格的なウッドデッキの清掃はしてこなかったそうで、この際だからと4ヶ月ある保管中に高圧洗浄と塗装をお申込みになりました。
で、大規模修繕工事も終了して再組立てへ。
新品時にもいつも使用している一番顔料が少なく明るいブラウン系の塗料なのですが、ご覧のようにかなり濃い色になっています。
イペは表面を思い切りサンダー掛けしてやりますと、元の木肌が出て新品同様になるのですが、いかんせんコストが。。。。
やはり高圧洗浄+塗装。
これが現実的なのでお勧めしていますし、私的にはこの濃いブラウンも渋くて良いのではないかと。
今回の大規模修繕時の保管サービスの紹介は、これで終了しますが最近このサービスに関してのお問い合わせが非常に増えています。
テクノグリーンとしても、なんとか他社施工、他樹種のウッドデッキでも同サービスを行いたいのですが、以前にもこのブログでもお知らせの通り、職人が取り外しに伺いますと腐っていたり傷んでいて再組立てが不可能な状況がほとんどでした。
従いまして現在は当社施工の”イペのベランダウッドデッキ”のみに限らせていただいています。
次回は”新設”のマンションウッドデッキの紹介です。
今回の紹介は品川区の新築タワーマンションのベランダウッドデッキ。
昨年9月、マンションご購入直後に資料請求いただきました。
このブログもご覧いただいたようで、「10年保証付きで大規模修繕時の対応(取り外し・保管・再組立てサービス)があるので安心出来ますので・・・」と、ご注文。
マンションのインテリアオプション販売会でもウッドデッキはありますが、「10年保証付き」「大規模修繕時サービス付」というのは、なかなか無いようです。
テクノグリーンでは十数年前からマンションウッドデッキを施工販売していますので、すでに数十か所かのウッドデッキでこのサービスを行っています。
また、そのうちの何か所かをこのブログで紹介しています。
それでは、内覧会時の採寸と調査の写真を。
内覧会の時点で、既に1台の室外機は設置されています。この室外機カバーをご希望ですので採寸を。
この給湯器の下にも室外機を設置予定。こちらのカバーは後にメーカー名と機種をご連絡いただき、製作する事に。
こちらの避難はしごには、蓋カバーを設置。
内覧会から引き渡し日まではしばらくありましたが、その間にゆっくりと製作し施工へ。
室内から見たベランダウッドデッキ
引越し前のリフォーム中にウッドデッキを施工。(新築マンションでもリフォーム?される方は結構いらっしゃいます)
給湯器下への室外機は、これからの設置予定ですがエアコンメーカーカタログからカバーを製作していますので、ピッタリ入るはず?
こちらは上に給湯器があるので、カバーの高さはギリギリに作っています。
はい。中はカラッポ。
避難ハッチの蓋はこのように開けられます。
「お世話になっております。
その節はありがとうございました。
想像以上に素晴らしい出来映えでリビングも広く見え、主人も大変満足しております。」
施工完了後にお客様からいただいたメール。
お問い合わせから、いろいろな打ち合わせまで奥様がお一人でされていました。
ご主人にも満足していただいて良かったですね。
今回、お客様がお選びになられたのはイペ。
すき間無し施工ですのでフローリングと同じ感じに仕上がります。
それで、なおさら室内との一体感が生まれるんですネ!
それでは今回の紹介は終了。次回は戸建の2階ベランダへ増設したウッドバルコニーを紹介します。