「間もなく新居が完成し入居予定です。傾斜のきついところにウッドテラスを希望。概算見積もり後に現地調査をお願いしたい。」
と、図面を送付いただき概算見積もりをメールで連絡しましたところ、直ぐに「現地での調査を早急にお願いします!」
そこで埼玉県朝霞市の竣工済みの家へお伺いさせていただきました。
かなりの傾斜地で、これからその斜面に外構フェンスを取り付け始めていたところですが、ここにウッドデッキを作るのなら不要になりますので、いったん停止に。
お話をお伺いしたところ、売り建て分譲の家を購入する時点では、この傾斜地に人工木ですが別料金でウッドデッキを施工する事は可能という事で購入を決めたそうですが、引き渡しが近くになり工務店の下請け外構工事屋さんが現場を見て「出来ない!」と言われ、当社へ急遽連絡してきたようです。
掃出し窓から一番低いところで約3m下がっています。お客様にはハイハイする赤ちゃんがいるそうで、「このまま入居しても窓を開ける事ができない!」と相当お困りの様子。
丁度、当社の施工責任者と一緒に調査に行ってましたので、その場でこれからの施工スケジュール等を調整し、引っ越し日をお聞きし何とか引っ越し後1週間以内に完成させることに。
お約束通り引っ越し後1週間以内に施工完了しました。こちらの面は一番広いところで3.9mの出幅があります。
こちらの面は出幅1.5mながら長さ6.6mで二つの部屋がウッドデッキで繋がっています。
2つの面はこんな感じ繋がっているL字型のウッドデッキです。
フェンスの向こう側に見えるのは、傾斜地下の隣家の2階の屋根。傾斜のきつさが良く判ると思います。
玄関側から見たウッドデッキ。こちらもフェンスで閉じて外からは一切出入り出来ないようにしました。斜面で危ないですから。
元はこちらの玄関側にあったこの立水栓は、
このようにウッドデッキ内に移設し埋め込んで、ウッドデッキにプールを出してお子様が遊べれるように。
あの斜面がこんな広いテラスに!
斜面のままだったら危ないし、使えないし・・・・・・・・
完成引渡し後、お客様からアンケートで、
「新居の完成以上に嬉しかったです!
広いウッドテラスが夢でしたので、本当にありがとうございました。」
いや~、喜んでいただけて良かったです。休日返上で工場製作した(・・・・職人達ですが)甲斐がありました。
それでは、これで傾斜地ウッドデッキの紹介は終了。
次回は、最近多くお問い合わせいただきますマンションウッドデッキの大規模修繕時サービスの紹介です。