ホームページから資料請求いただいていましたお客様からメールをいただきました。
「サンプル、資料ありがとうございました。
早速ですが。
16年前に家を建てたときに工務店の担当者にデッキの提案がありまして、
大工さんに作ってもらいました。5年前位から大分傷んできて自分で修理をしてきました。
大きかったので数年前に端を切り落とし少し小さくしました。
自分で作ろうかとも思いましたが、なかなか決めきれずそちら様のホームページを見せていただきました。
今度は小さくしようと思いますがどうなんでしょうかね。
見積もりは○A+〇Bの見積もり 〇A〇B〇Cの見積もりをお願い致します。
やはり全面の方がいのでしょうか、よろしくお願いいたします。」
メールに手描きの寸法を入れた略図と現況の写真を添付いただきましたので見積もりを。
見積もり後すぐに、「この見積もり価格なら全面取り替えをしたいので」と、現地調査のご依頼を受けお伺い。
家の形状に沿い、3面のウッドデッキ。
毎年、塗装し直して手入れもされていたようですが・・・
腐りにくいようにと床板目地は大きいすき間を空けて施工していますが・・・・・
小口を幕板で塞ぐと腐りやすいとの説明でとりつけなかったそうですが・・・・・・結果、小口からもこのように腐ってきています。
大工さんが作ったウッドデッキでしたので防腐注入木材でした。施工上いろいろと工夫しても防腐注入木材では限界があります。
現地調査時の打ち合わせで、どうせ作り変えるなら今まで欲しかったステップをウッドデッキの1端へ設けました。
今回は使用木材がイペですので、このように幕板を取り付けても腐る心配はありません。(当社で20年以上前に施工した幕板取り付けのウッドデッキが今でも問題なく使われています)
目地すき間無し施工、これもイペ材だからできる施工です。・・・・他の木材では湿潤時膨張が大きく、雨が降ると膨らんで反ってしましいます。
こちら側が、お客様がご予算の関係で施工するか迷われていたウッドデッキです。・・・・・・ご予算内で全て施工できて良かったですね。
これで庭ウッドデッキの取り替え工事の紹介は終了。次回はマンションバルコニーデッキを。
4年前にウッドデッキを施工させていただきました柏市のお客様から、お友達を紹介いただきました。
そのお友達は新築時に大工さんに作っていただいたウッドデッキが腐ってきたので長持ちするウッドデッキを探していた時に、お客様の所で当社のイペウッドデッキをご覧になられたそうです。
一見してご自分の家のウッドデッキとイペのウッドデッキの差を感じ、お友達に当社への紹介を依頼されたそうです。
ご紹介をいただき、現地調査日時の打ち合わせをしてお伺い。
引き渡し時に工務店から言われた通り、毎年塗装していたようで表面には腐ったところは見られません。
近寄ってみますと、床板や幕板が浮いています。
今回もまた使われていたのは杉のACQ防腐注入木材です。
構造部分の根太と床板は表面を残して内部は腐っています。根太が腐っているので留めているビスは全く効いていません。
——防腐注入木材の特徴で見えない所から腐朽が進行し、ちょっとおかしいな?と思った時は既に使用するのは危険な状態になっています——-
紹介いただきましたお客様は、こんなに早く腐るなんて思ってもいなかったようですが、人工木材の風合いは好きになれないようで今回お友達のところでご覧になった天然木のイペで施工へ。
今までのウッドデッキより、ご予算に合わせて少々こぶりに。
と、いってもあまり使われていなかった横幅部分をカットするのと、奥行きは材料ロスをなくて10cmくらい短くなった設計です。
既存ウッドデッキ撤去も含め1日で完了。
お客様からアンケートで、
「先日は素敵なウッドデッキを作って頂きありがとうございました。
職人さんがとても親切にしてくださいました。
玄関に敷いてある枕木がだめになっていたので古いウッドデッキ材料を切って残しておいてもらえるように急にお願いしたのですが、
入れ替えまでしていただきました。感謝・感激です!
ウッドデッキも、もちろんすばらしくきれいで材質の良さを感じ満足しています。主人も子供達も綺麗なのができたと喜んでいます。」
イペは同じ天然木ながら耐久性が高い(10年保証付き)だけではなく、杉とは全く質感が違い高級感があります。
・・・・・・・今回のように、ふたつを見比べ使用して頂いたお客様は特に実感できると思います。
それでは庭ウッドデッキの交換工事の紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
茨城県つくば市にお住まいのお客様から家の図面を添付いただき、見積もりご依頼いただきました。
その図面は10年以上前の新築時の図面でした。2階部分にウッドバルコニーが書かれていましたが、数年前から腐ってきてもうバルコニーへは出られない状態との事。
図面に記されていた使用木材は、米松へのACQ注入木材。・・・・・・またかと思うくらい、最近はこの木材の取り替え工事の依頼が多いです。
図面からの見積もり後、ご予算内とのでお伺い。
家の新築時に建てられた工務店が一緒にウッドバルコニーを造られたそうですが・・・・・・工務店の多くは家の土台で防腐木材を使っているせいか、ウッドデッキでもこの材を使いがちです。
ぱっと見た目には、いつものように腐ってるようには見えません。これが防腐注入木材の特徴です。
お客様は引渡しを受けた時に、毎年塗装し直すと長持ちしますよと言われ毎年塗っていたそうですが。。。。。。
バルコニーへ乗ってみると床板は表面を残して内部は完全に腐り落ちています。内部は塗装もできませんし、防腐剤も入っていません。
床裏の構造部分を見てみると、やっぱり工務店の大工さんが作ったのか在来の軸組工法で木組みをしています・・・・・いつものようにここから腐ってきています。
大工が作る丈夫なウッドデッキとPRしている会社もあります。
耐腐朽を考えますと雨が掛かりになるウッドデッキでは絶対使ってはならない仕口・継ぎ手加工があるんですが、どうも腐朽のメカニズムを判っていないようです。
さて今回はサイズはそのまま、フェンスデザインのみを変更しての取り替え工事になりました。
フェンスデザインはシンプルな横板ですき間も大きく開放的に。
当初の施工予定日に台風がきましたので、少々遅れましたが無事想定内の期日には完成。・・・・今年は台風が多かったですね。
そいうえば、昨年は台風で2階建てウッドバルコニーのフェンスの一部が吹っ飛び、緊急で取り替え工事をされたお客様がいましたね。
施工完了後、お客様がアンケートで、
「長持ちすることを期待しています。」と一言。
一度ウッドデッキ、ウッドバルコニーを腐らせた経験がある方の実感のこもったお言葉ですね。
———ご安心ください。当社では22年前に創業して以来、イペで腐ったウッドデッキ、ウッドバルコニーは1ヵ所もありません。
それではウッドバルコニー交換工事の紹介は終了。次回はルーフバルコニーウッドデッキを。