ご希望の大きさのパーゴラ~鎌ヶ谷市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, パーゴラ付きウッドデッキ, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年8月20日

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千葉県鎌ケ谷市のお客様から庭用ウッドデッキの問い合わせをいただきました。

「ウッドデッキの見積をお願いします。
材料はおすすめのもので結構です。
屋根はパーゴラ式、タープ式両方でお願いします。
防草シートもみてください。
図面を添付します。」

いただきました図面から見積書を作成しましてパーゴラ付ウッドデッキとタープ用式ウッドデッキの写真集と一緒に送付させていただきました。

届きました頃に、ご予算内という事で調査・打ち合わせにお伺い。

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2部屋の窓前に出幅の違うウッドデッキを計画されていました。

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こちらの2階ベランダが無い側にパーゴラを取り付ける計画でしたが、図面では奥行きの2/3程度のパーゴラの大きさになっていました。
その理由をお尋ねしますと、「家をリフォームした時に一緒にウッドデッキの見積もりを依頼したら、ご希望のパーゴラの大きさは出来ない。」と。

お話を伺ってみますと、リフォーム会社の提案は樹脂の人工木だったようで、部材のサイズで制約がありご希望通りのウッドデッキが出来なかったようでした。
人工木はその材料特性や規格部材の寸法から、どうしてもデザインでの制約が起きてしまいます。・・・・・・当社が、人工木でのデッキを施工しなくなった理由のひとつですが。

 

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こちら側へは庭での動線も考えて斜めカットのウッドデッキを。

人工木では出来ないと言われていたお客様のご希望を全てお聞きし、木材は一番耐久性のある10年保証のイペを使用する事に決めて打ち合わせを終了。
それでは、施工完了のウッドデッキを。

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こちらはパーゴラを付けたウッドデッキ。上部のルーバー(上桟)は、公園で見かける大きな桟ではなく、お客様お望みの最少タイプの桟を取り付け。天然木ですとお好みサイズの桟に造れます。
またパーゴラの桁にはタープ用の金物も取り付けましたので、パーゴラかタープかではなく、両方兼用となっています。・・・・・最近はパーゴラ付ウッドデッキにしますと、タープ用フックも一緒に取り付けています。

 

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パーゴラ下のウッドデッキフェンスはクロス。クロスフェンスもいくつかのパターンがありますが、お客様は上下に桟が付いたデザインをお選びに。

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こちらは庭での動線を考えて斜めカットした和室前のウッドデッキ。フェンスデザインは狭いボーダー。

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物干し金物をパーゴラ柱と家壁の2ヵ所へ設置。

 

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一つの繋がったウッドデッキですが、場所によりそれぞれ違った雰囲気を楽しめるウッドデッキとなりました。

それではこれでパーゴラ付ウッドデッキの紹介はこれで終了。
次回は前回紹介しましたルーフバルコニーウッドデッキのタープを張った写真を、お客様からいただきましたので紹介させていただきます。

 

ハンモックを吊れるウッドデッキ~東久留米市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:パーゴラ付きウッドデッキ, ワンコ・ニャンコとウッドデッキ, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年4月10日

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ご近所で当社が施工したウッドデッキをご覧になってお問い合わせいただきました。

「パーゴラとウッドデッキを併せて作りたいと考えています。
パーゴラは、子どもがハンモックに寝たいという希望を叶えるためと、モッコウバラの白を這わせたいと考えています。
隣家と丸見えで少し落ち着かない庭です。
ウッドデッキのフェンスで自然な感じで庭にプライベート空間を確保できたらと考えています」

資料を送付後、しばらくしてご家族で家の図面を持たれてご来社いただきました。

細かい仕様、デザインを打ち合わせて見積もりを。
その後に、お伺いしまして採寸を。

 

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ご覧のようにワンちゃん(白柴犬)を飼っていますので、運動できるように境界ブロックまでは作らないで出幅は大きめの縁台程度というのがご希望。

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上が物入れになっている既製品の室外機カバーや縁台がありましたが、3年位しか経っていないのにガタガタになっています。
これらを全て撤去し、このリビング前全面に新たにウッドデッキを作ります。

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完成しましたウッドデッキ。お客様のご希望で今回は塗装タイプ。・・・・・そういえば、ご近所で以前施工しましたウッドデッキも塗装タイプでしたっけ。
隣家側には横板フェンスをつけてプライバシー空間を確保。

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今までの縁台にはなかった1段ステップ、また、この地域には小動物と猫が結構いるとの事で猫侵入防止柵を。
室外機部分はくり抜いてその上にベンチ兼用となる高さの室外機カバーを。

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ちょっと見えにくいかもしれませんが、床下収納できるように蓋を付けています。ちょっとしたガーデニング用品を収納されるそうです。

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当初パーゴラ付とのご希望でしたが、使い方をお聞きして上のルーバーを無くしたタープフレーム式に変更。

柱に取り付けたのは、お客様から支給いただいた金物。例のモッコウバラを這わせるのでしょうか?イペ材に穴をあけて取り付けるのは硬い為けっこう大変です。施工日までに好みの物を用意していただければ、何でも取り付けさせていただきます。

上の梁中央にあるのは、ハンモック吊り用の金具です。ハンモックは1点吊りタイプとの事で真ん中に取り付け。
1点吊りのハンモックはブランコのように揺れます。それの動荷重も掛かりますので、梁はもちろん柱、それを支える基礎もいつものタープ用のものより大きなサイズと頑丈な施工で作っています。・・・・・・ウッドデッキ自体は、そう大きいわけではなかったのですが、設計も施工もほとんどの労力はここで使っちゃいました。

施工完了後のアンケートでお客様から、

「丁寧な施工、施工後の相談などのっていただき、大変満足しています。ありがとうございました。」

これから暖かくなりますので、ハンモック、ガーデニング、わんちゃんの遊び場、そして憩の場としてご活用ください!

これでハンモックを吊れるウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションのベランダウッドデッキ。

 

 

屋上をウッドデッキで有効利用~目黒区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, バルコニー ウッドデッキ, パーゴラ付きウッドデッキ, 別荘地ウッドデッキ, 屋上ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年2月7日

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今回の紹介は屋上をウッドデッキにして有効利用した例です。
それも元々は屋根の役割だけの屋上で、人が出入りできるようにはなっていなかったところです。

目黒区にあるコンクリート3階建ての中古の戸建を購入されたお客様が、家の図面1式を持たれて来社されました。
2階のバルコニー1ケ所と3階のバルコニー2ヵ所へのウッドデッキと屋上部分全面へのウッドデッキとウッドフェス。
現況では、その屋上へ登れないので”登る為の階段も”これらがお客様のご要望。・・・・・・・ウッドデッキはともかく、この階段が難しい。

翌週に現場の調査と採寸へ。

 

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調査の為には、梯子と命綱のロープが必要で持参しました。梯子はたまに持っていく事もありますが、ロープで登るの初めて。まるで登山の気分でしたが、寄る年波には勝てないので、これが最後か?

ちなみに先行して命綱を張ったのは、元トビ?のうちの職人です。

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こちらが施工前の屋上。総3階建ての建物ですので4.5m×約8mの大きさです。・・・・・・家の中を通って材料を搬入出来ないので足場を掛けての荷揚げになりそうです。

さて、こちらの屋上は築10年以上経っているので防水工事をし直してからの、ウッドデッキ工事となりますので防水工事屋さんと施工の仕様とスケジュールを打ち合わせ後に設計へ。

シート防水後のウッドデッキ・ウッドフェンスになりますので、防水層を傷つけることなく施工方法を考えなくてはなりません。毎回の事ですが。

それでは屋上の施工前に、ちゃっちゃと2階、3階のバルコニーデッキを施工して、

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こちらは2階のバルコニー。

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当然こちらも防水工事をした後の施工ですが、バルコニーはウレタン防水でした。

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こちらは3階のR形状のバルコニー。元からあったウッドデッキはやっぱり腐っていたので、イペ製すき間なしのバルコニーデッキに交換。

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元の写真と比べていただくと良く判りますが、上が”すき間あり”、下の写真が”すき間無し”のイペバルコニーデッキ。特にガーデニングを考えていらっしゃるようですので、このすき間あり、なしは大きな違いとなります。

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こちらがもう1ケ所の3階バルコニー。室外機や給湯器がある上、一部に屋根が掛かっています。その間隙をぬって屋上へ上がる階段を設置予定。

まずはウッドデッキを施工して、

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ウッドデッキの施工は完了。この上に階段の設置にします。

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バルコニー側から見た階段の一部。設置スペースが狭いので木製の階段はあきらめてステンレス製です。

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屋上側から見た勾配屋根上のステンレス階段。・・・・・今回この階段の設計・製作が一番の骨でした。家屋メンテナンスする時に取り外しが効くように現場でのカット・溶接なし、ボルト組立ての仕様でしたから。

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階段を上ったところから見た屋上ウッドデッキの全体像。

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逆サイドから見たパーゴラ。天井部にはタープを、そして側面部にはシェード(リゾート施設にあるようなカーテン?)が吊れるように金物は合計12個取り付けています。これらが取り付けられるとどのようになるのでしょうか?私には想像できないので、取り付けられた写真を見てみたいものですね。

またライトも付けていますので、夜間でも使用できるようになっています。

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L字型に作ったローベンチ。両サイドは少し高くしてテーブルとして使用します。
当社へ打ち合わせに来社された折に、テクノグリーンが十数年前に横須賀市の別荘屋上で製作しましたのと同じローベンチの写真をご覧になり参考にして、お客様がデザインされました。

ウッドデッキも広いので、段差を付けベンチのある部分は1段高いステージ状として単調になるのを避けるデザインとなっています。

 

その参考にした写真は下で。

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横須賀別荘屋上ウッドデッキ&パーゴラ

 

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同じくコーナーの一角を扇形のステージ風で1段上げて。こちらは植栽の鉢を置くコーナーになるそうです。

ウッドフェンスは横ボーダーですが、2本と1本を交互にしたデザイン。手摺部と支柱の上部は白塗装。テクノグリーーンでもイペへの白塗装は初めてでした。・・・・試し塗りしたサンプルは打ち合わせルームには置いてあるのですが、それをご覧になってでの採用でした。(いろんな塗料で試しにサンプルを作っているのですが、今回役立つとは)

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床部分に入れた欠きこみ。これは一度床を仕上げてから、お客様に直接床に欠きこみの位置・形状を書いていただいた部分をカットして作っています。奥の床下に見えるのはスポットライトで下から上へのライトアップ用。
で、ここには下の写真の物が据えられます。

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そう流木です。自立できるようこの流木の下にイペでスタンドを取り付け。

お客様は流木がお好きなようで、ベンチにもパーゴラにも取り付けさせていただきました。これらの流木はお客様がお好みのをご用意していたのですが、何故か当社の職人に”流木”に詳しいのがいて、「形の良いのはいい値段がするんだよ!」との事。・・・・・・・・・・・知らなかった。

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こちらは、階段を照らすスポットライト。これだけは室内から点灯できるようになっていますが、他5個のライトは上がってからスイッチボックスに納められたスイッチで点灯できるようになっています。主に夜間にこのウッドデッキは活躍するようです。

今回は、この屋上ウッドデッキや工作物にこだわりをもってご依頼いただきましたので、会社で2回、現場で3回の打ち合わせをしての施工となりました。

お客様から全て完了引き渡し後に

「すばらしい空間ができました。ありがとうございました」

とアンケートでいただき、一安心。

で次回は、また腐った庭ウッドデッキの取り替え工事です。・・・・・ホント最近多いです。