今回は千葉県市川市での腐朽ウッドデッキの解体と車庫上ウッドデッキの施工例を3回にわたり、紹介します。今日は、施工前の腐朽ウッドデッキと打ち合わせの巻です。

解体前の腐ったウッドデッキ
ご覧のように庭、一面と一部車庫上にウッドデッキが敷設されていますが、腐ってきています。施工後、今年で11年目との事ですが、4~5年前から腐ってきたため、それからはほとんど使用してこなかったそうです。
そこで今回、庭に施工しているデッキは撤去し、芝生と植栽に替える。
ウッドデッキは必要なので、すべて車庫上に作り替えたい。
隣家境のコンクリート擁壁を木製フェンスで隠したい。
ついでに道路側の小さい庭にも掃き出し窓部へ、庭に出やすいようにウッドデッキを作りたいとのご要望。・・・・盛りだくさんです。
芝生・植栽・既存植物の移植は、今までも何度かこういう場合に紹介して、お客様からも喜んでいただいている磯貝造園(昔ながらの腕の良いこだわりの植木職人といった感じです)を紹介することに決定。
今回も良い仕事をしてくれるでしょう!

そうとう腐ってますね
ほぼ載るのは危険な状態です。
案の定、後日、職人が解体するときにやっちゃいました。ズボ!!です。

解体前駐車場ウッドデッキの正面です

解体前の駐車場ウッドデッキ柱金物の写真
ん~。ステンレスの柱金物を使用しているのは良いのですが、その固定に難ありですネ。
まっ、このウッドデッキはほんの少ししか、車庫上へはね出していないので、そう転倒モーメントも働かないのでこれでも良かったかもしれません。
よく駐車場の土間コン上に、束石を置いてそれに柱を置いてビス留めたり、そのまま土間コン上に置いてビス留めしてあるだけよりは、よっぽどマシかもしれませんね!
それでは次回の「解体編」をお楽しみに。
神奈川県横浜市にあるマンションの大規模修繕工事が終わりまして、いよいよベランダウッドデッキの施工です。
施工完了しましたウッドデッキの写真から

ベランダのウッドデッキ施工も完了

もう一方からの写真です
無事にイペ製のベランダウッドデッキの施工も完了し、後は今まで敷いてあったウッドデッキを回収して工場へ戻ります。
回収したウッドデッキを産廃業者のところに持ち込む前に、工場前に広げてチェックをします。
他の業者さんが施工し、解体したウッドデッキを観察するのは非常に為になります。勉強になります。「齢を重ねても勉強、勉強、死ぬまで勉強」・・・・今日からこれをモットーにしよう!今まで勉強してこなかった反省を込めて・・・・。
それでは、その勉強材料のウッドデッキの写真。

全体を並べてみました。
こんな感じで並べていたみたいです。

一部に見られる腐朽
全体で腐朽しているわけではなく、一部に腐っているところが見られます。この部分に物を置いてあったと推測されます。
あとは節有り材特有の木材収縮・よじれからくる、見た目の劣化が目立ちました。

針葉樹の為、節なりの割れが大きいです
それでは、このデッキをひっくり返してみましょう!

ひっくり返してみたウッドデッキの裏側
意外と裏側の腐りは見当たりません。
業者さんに施工してもらったそうですが、高さ調整を現場していて、苦労されたのがみてとれます。ただ隣合うパネルはジョイントされていなかったようで、接続された痕跡は残っていませんでした。
オーダーで現場製作された大きなパネルですが、隣どうしのパネルを剛接合していなければ、よく通販やホームセンターで販売されているデッキパネルと同様に経年変化による反り、収縮により、相当ガタついていたと思います。
お客様が今回のマンション大規模修繕工事に合わせて、ウッドデッキを取り換えようと思ったのも、腐れよりは、表面の劣化とこのガタつきが原因のようです。
というところで、今回は終了。近々にまた大規模修繕工事完了後にテクノグリーンバルコニーウッドデッキの施工例を紹介したいと思います。
当社のベランダウッドデッキの資料とイペ材サンプルはこちら。(申し訳ありませんが地域限定です)
いろいろと参考になる資料・写真が満載です。ベランダウッドデッキをご検討中の方は是非!
昨日の続き、我孫子市の庭ウッドデッキリフォームです。
当初、腐朽している床板のみの交換も考えましたが、当然のごとく根太も腐ってきていたし、1~2年の内に他の床板も腐るのは確実の状況でした。何回にも分けて交換するほうが、かえって高くついてしまいます。
お客様も全面取り換えをご希望でしたので、同じ大きさ・仕様にリフォームする事を決定しました。
既設のウッドデッキの解体・撤去・産廃処理も含めてお請けさせていただきました。
解体・撤去前の鉢物の移動、仮置きの方が時間が掛ってしまうくらい、鉢植えが多かったです。
それでは、完成写真をどうぞ。

施工完了後 さっそく鉢植えとハンギング

床板は横張り、継ぎめは千鳥貼りです
今回は建物に対し横張りをご希望でした。その延長は6mくらいになりますので一枚板ではありません。
従いまして、そこで出てくる板継ぎ部は千鳥貼りとしています。

掃き出し窓前も鉢物で一杯
こうしてウッドデッキの上に鉢物を置いてみると、鉢の緑と天然木材とはマッチし、安らぎ感を与えてくれます。
これが無機質な人工木のデッキでは???。
今回のように幕板をつけない場合は、なんせ、束や根太がアルミですので、正面から見たらアルミのデッキみたいになっちゃいますもんネ!私はあのアルミ製の束がキライです。あれだけでせっかくの景観を台無しにしてしまいます。
人工木のウッドデッキを途中で考え直したお客様のセンスははスゴイ!
もちろん、出来上がったイペ製のこのウッドデッキには大満足していただきました。
次はウッドフェンスの施工写真です。

イペ製の横板目隠しフェンス
横板目隠しフェンスも全て交換しました。
道路をはさんだ隣家からの目隠しを兼ね、ハンギングバスケットができる横板のすき間にて施工しています。
ウッドフェンス前の植栽とハンギングに植えられた緑(すいません花の名前はわかりません。植物に関する知識はゼロです)にフェンスが溶け込んでいい感じです。目隠しフェンスはやはり、「自己主張しない天然木」が最高です。
他の木製フェンスの施工例はこちら。
イペ材のサンプルとウッドデッキの資料は無料です。(地域限定となります。詳細はホームページで)