都心部のルーフバルコニーで~文京区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ベランダウッドデッキと木製フェンス, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年11月12日

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2年前に資料請求された文京区のマンションへお住まいのお客様から連絡いただきました。

ルーフバルコニーへウッドデッキを検討されていた矢先に大規模修繕の計画が出てきた為中断し、それが終了し改めて検討中との事でした。

 

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居住部分を囲む3面がルーフバルコニーになっているのですが、その中のこの梁に囲まれているスペースをウッドデッキ化するのが当初案。

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こちらは、もう1面のリビング前のルーフバルコニー。

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こちらは、2つの面が合わさるコーナー部分。

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そしてご覧のように周りはオフィスビルやマンションのコンクリート群に囲まれています。これではウッドデッキにしただけでは、なかなか落ち着ける場所にはなりません。

そこでお客様の要望は、目隠しフェンスと日陰を作るタープの柱。
これは当社のホームページ、このブログで紹介していた施工例や送付していました写真集を参考にして計画されていたようです。

その他にはライト、ベンチ・テーブル、木製花壇、室外機カバーとオプション満載のご注文をいただきました。

それでは、完成した写真でそれぞれの紹介を。

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窓前の梁を隠す高さまでに仕上げましたので40cm以上の嵩上げとなっています。従って未施工部分へ降りるところへはステップを。
フェンスの下に見えるくり抜き部分が木製花壇風。この部分にプランターを納め草花を植えこみますと木製花壇のようになります。

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こちらは室外機カバー。ウッドデッキ施工に合わせエアコンも買い換えましたが2台あった室外機はマルチタイプ1台にしましたので大型でになり、カバーも特殊サイズでオーダー製作。

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こちらは横板デザインフェンスとタープ柱&フレームが2門。タープ用の柱は壁側とフェンス側にも今回は設置しています。
同じ高さにすることにより、タープは斜めではなく水平に張れます。

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ウッドデッキ床に取り付けたマリンライト2個。
テーブルの近くの床に取り付けましたので、食事をここでするといい雰囲気でしょうね。・・・・・・天然木のウッドフェンスで囲まれていますので余計なものは目に入りませんし。

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こちらが、もう1面のウッドデッキとテーブル&ベンチ。もちろんイペ製、重いですので台風時でも置いておけます。

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室内から眺めた風景ですが、林立するビルは隠れて都心部のマンションに居ることを忘れてしまいそうです。
そしてひょいと出れば、そこはアウトドアリビング。食事や団欒の場です。

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コーナー部分を上から撮った写真。バルコニーを分断していた梁もウッドデッキで覆い隠してしまいましたので、見違えるほどの広い空間に。
隅にあるくり抜き分も鋼製花壇風の造作。ここにはシンボルツリーとして少し大きめの樹を植えた鉢を設置するのかな?

さすがに今回は、ウッドデッキ40㎡、フェンス延長20m強、タープ柱6面等々がありましたので2日では終わらず3日間の施工となりました。

施工期間中、お客様はお仕事の為不在で完了時にはお立会いただけませんでしたが、メールで

「お世話になっております。
先日はありがとうございました。無事に工事も終わって、素敵なバルコニーになり喜んでおります。」

2年掛けて構想されたルーフバルコニーウッドデッキ実現のお役に立てて私たちも喜ばしい限りです。

それではオプション満載のルーフバルコニーウッドデッキの紹介は、これで終了。

リフォーム時にウッドデッキを~北区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年11月3日

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東京都北区の中古マンションを購入されたお客様のベランダウッドデッキの紹介です。

中古マンションを購入し室内をリフォームされて住まわれる方が多い昨今ですが、その時に思われるのが「ベランダどうしよう?」
室内はリフォームで見違えるように新しく綺麗になるので尚更、ベランダの古さ汚れがより目立ってしまいます。

そこで、この際ベランダも一緒にリフォームをと、お電話いただきました。

購入された時に不動産屋から数年後に大規模修繕工事があることをお聞きしていたそうですが、テクノグリーンでは大規模修繕時の一時保管サービス(有償ですが)があるのをホームページで判りご注文いただきました。

 

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鍵引渡し後にさっそくベランダの採寸へ。今あるエアコン室外機は、取り外しウッドデッキ施工後に新品を設置します。

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避難ハッチもありますが、蓋加工しますのでこの部分も広く使用できるようになります。この効果も大きいですね。

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サッシ水切り高さも中途半端ですが、これも隠して室内と同じ高さに施工。

それでは、施工後の写真から。

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室内と同じ高さへ。サッシの水切りも隠し、避難ハッチの上もウッドデッキになりましたのた。浮いている状態ですので乗っても音は出ないような構造で製作しています。

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蓋を開けた状態。

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閉めた状態の避難ハッチを室内から。広がり感が全く違いますね。

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ドレンホースをこうしてデッキ下を排水溝まで配管していますので、あとは新しい室外機を据えてこのホースに差し込むだけ。
これで室外機からのホース横たわりや、ベランダびちゃびちゃの”排水問題”は全て解決。

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室内から見たベランダウッドデッキ。
こうしてみると、元の新築時に戻すリフォームではなくて、新たな価値を付けたベランダリノベーションでした。

引越し終了後お客様からメールで、

「先日は、暑い中 ありがとうございました。

大満足しております」
奥様からのお問い合わせからでした。初めご主人はウッドデッキの施工をお迷いになっていたそうですが、イペのサンプルを手にして決断されたそうです。
このようなお客様は、実はたくさんいらっしゃいます。・・・・・・・イペの質感は他の木材と比べるとワンランク上ですからね。
これでマンションベランダリノベーションの紹介は終了して、次回はルーフバルコニーのリノベーション?

人工木のデッキを提案されて~小金井市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 屋根付きウッドデッキ(サンテラスデッキ), 最近の施工事例 | 投稿日:2016年10月29日

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半年ほど前に小金井市のお客様から、新築予定の家の図面を送付いただきました。

「同じ市内に新築戸建てを建設予定です。

庭にリビングに続くイペかウリン(強度が高いと聞き)でウッドデッキを
作りたいです。
ハウスメーカーはLIXILさんに依頼する形になるそうですが
出来れば本物の木のウッドデッキが理想の為、御社を見つけました。」

前々回のブログでも書きましたが、昔は防腐注入木材のウッドデッキを提供していたハウスメーカーや工務店は、最近腐れによるクレームに懲りたのか、人工木材のウッドデッキを提案するところが増えているようです。
また下請けの外構工事屋さんに一括で丸投げできるので楽なのかもしれません。

「天然木材の住環境は情操教育に効果あり!」という事で保育所・幼稚園だけではなく小学校の校舎でも無垢材が使われ始めているようです。
お子様がいらっしゃるお客様の中でそんな情報をお持ちの方は、ウッドデッキは人工木ではなく天然の木材で!と、要望されます。

私らの年齢になりますと、いまさら情操”教育”といっても手遅れですが、天然木ウッドデッキの上では落ち着くのは確かです。周囲が人工木(プラスチック)やコンクリートの環境下では、なかなか落ち着けません。(人それぞれですが)
そもそも(亻)がに寄り添ってという字になるように、昔から人間は「木」のそばで安らいでいたんだと思います。

話は戻りまして、数か月後にお客様から新築中の家の足場が取れましたとご連絡いただき、建築中の現場へ。

 

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打ち合わせ前のご希望の出幅は2.2m。正確に隣家との境界を測りますと2.4mの出幅デッキが余裕で出来ます。
材料からしますと、2.2mも2.4mも同じ2.4mサイズを使用します。そこで材料費は変わりませんので2.4mで提案させていただきました。

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当初は3面フェンス付のウッドデッキでしたが、屋根も付けたウッドデッキにご希望が変更になっていましたので、どこに屋根用の柱を建てるか、窓位置も正確に採寸。窓の真ん前には柱を建てられませんので。

約2か月後、家の引き渡しが完了しウッドデッキの施工へ。

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 道路側から見たウッドデッキ。横板フェンスの高さは1.5m。すき間は10mm。
これで通行人からの視線は気にならなくなり寛げる空間となりました。

 

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扉を開けた状態。

 

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入口側から奥側を見た画像。

 

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逆に奥から見た入口。横幅も7.2mのありますので広いウッドデッキです。

 

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屋根はポリカの波板。うすいスモークブラウン色。
桟にタープ用のフックも付けましたので、夏場の日差し対策もばっちりです。

 

 

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隣家側へ雨水が落ちないよう、雨樋も付け、雨水桝へ繋げて完了。

初めからウッドデッキ付の戸建住宅を計画されていたお客様は、ご自身も本物の木で造りたいと考えていたようですが、やはり子供を自然の木で出来たウッドデッキで思い切り遊ばせたいと。
でも天然の木は腐りやすいし・・・・・と、悩みながらもネットで当社の10年保証付きウッドデッキを探し当てられたようです。
送付しました資料とイペのサンプルをご覧になり、”これだ”と確信されたそうです。

 

次回はマンションのベランダウッドデッキの紹介です。