室外機カバーも一緒にバルコニーデッキ~三鷹市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年4月4日

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前回の予告通り、今回はマンションのウッドデッキ。
三鷹市の新築マンションです。

昨年の12月に「来年3月引き渡しの新築マンションおバルコニーへウッドデッキと室外機カバーも一緒に検討しています」と資料請求いただきました。
間取り図面をメールでいただき概算見積の後に、内覧会時に同行させていただき採寸へ。

 

 

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一般的な大きさ(1.7m出幅、間口約5m)でシンプルな長方形ですが、避難ハッチがあります。

 

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この窓枠の水切りを隠す高さがご希望です。約8cmの幅ですが、このくらいならテクノグリーンの高さ調整タイプであれば、難なくクリアできます。

 

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このパイプ前にエアコン室外機を置く予定との事。

室外機カバーもご注文ですので、オーダー製作する必要から周辺の採寸も念入りに。

お客様から、引き渡し日と引っ越し予定日等の今後のスケジュールをお聞きして、最終的には綺麗に仕上がるウッドデッキ施工後の室外機設置をご提案。
何故って?——室外機部分をくり抜いて施工しなくても良いので、くり抜き部分のすき間が出来ないんですよネ!

あとはお客様からエアコンのメーカーと機種番号を教えていただき、その室外機サイズに合わせて工場で製作します。

 

さて、それでは引渡し直後、引っ越し前の施工へと。

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はい。サッシの水切りはご覧のようにすっかり隠せました。見た目以上にベランダへ出るのが楽ちんになります。8cmもあったので跨ぐのは大変なんです。

 

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イペ製の室外機カバー。中味の室外機はこれから。たぶんピッタリに納まるはず。
今回の写真には写っていませんが、室外機がくる場所にはドレン用の穴を開け、ウッドデッキ下には排水溝までドレンホースを敷設しています。

これも、二重床式の高さ調整タイプのメリット。下地が排水でビチャビチャなるのを防ぎます。

 

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室内から見たバルコニーウッドデッキ。
今回はまたぎ窓だったんでウッドデッキの方が室内より若干上がっていますが、またぎ部分の天端より少々下げての施工となりました。

お客様からアンケートで
「精度が高く、仕上がりがきれいで大変満足しています。
職人さんの態度もとても交換がもてました。思っていた以上のもので良かったです。
強いて言えば避難ハッチの持手の穴が少し持ちづらい点が気になりましたが、普段は使わないので、まぁ大丈夫です」

・・・・・・取っ手の大きさは悩むところです。大きい長穴でも作れるますが、そうすると見た目が・・・・。

これからは、ご希望を先にお聞きして製作するようにします。

 

 

 

戸建住宅のルーフバルコニーへウッドデッキ~港区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, 屋上ウッドデッキ, 戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年3月28日

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今までも戸建のベランダへウッドデッキを何十か所も施工してきましたが最高で3階まで、今回は4階建です。
さすがに木造ではなくRC造りの住宅。

昨年の夏に住宅メーカーの設計担当者様から「これから建てる住宅のバルコニーへウッドデッキを検討しているお客様がいます。」
と、図面を送付いただきました。

品質にこだわりを持っているお客様で、ウッドパネルをただ置いただけの”なんちゃって”ウッドデッキではなく本格的なウッドデッキをご希望との事で、当社へご依頼いただきました。

マンションと違い戸建住宅の場合は、エレベーターがなく4階まで人力での搬入となる為、搬入ルートの状況よっては検討を要します。

そんな理由もあり、建築途中での現地調査。

 

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内部の階段の様子。案の定あまり広くはありません。
階段を使用しての搬入を考えて、階段幅や踊り場の高さもざっと採寸。

 

室内から見たバルコニー

室内から見たバルコニー

 

バルコニー側から見た室内

バルコニー側から見た窓部分

 

バルコニーは奥行き6m、横幅が3.6mあります。
サッシ枠下までの高さは約30cm。これから下地は10cm厚のシンダーコンクリートを打設予定との事。

これらの採寸した寸法を基に、搬入可能なユニットサイズで設計を開始したのですが、問題は他にもありました・・・・・。

それがコレ!

 

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ベンチ兼用の収納ボックス。

 

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こちらはガーデンシンク。扉付の上、内部には棚も付けています。ちなみにこの水栓は住宅メーカーが先に壁に取り付けています。それも混合水栓でお湯がでます。・・・・こだわりですね~。
これらは80Kg~100Kg近くにもなりますが、狭い階段では2人であげるしかできません。さすがに力自慢の当社職人でもこれはチョット無理。

運べる重量までの半製品を工場で製作し、残りの部材は現場で組み立てという事に。
なおかつ、内部を傷付けないように内装工事前の施工スケジュールを組みました。

 

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完成しましたウッドデッキを上から見たところ。
デッキとシンク・収納ボックスの組み立ても含め1日で完了。竣工前で他の工事も後に控えていますので。

 

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ウッドデッキの高さはサッシ枠下までで、下地からは20cm上げています。
そして、イペ材によるすき間無し施工。これは当社の”こだわり”

 

 

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この写真は室内から見たルーフバルコニー。

 

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全体を見ると、こんな感じです。ガーデンシンクもありますのでここは有効に使われるんでしょうネ。

港区という都心部でも、周りが壁とガラスブロックに囲まれているスペースですので、インナーバルコニーのように周囲の視線から遮られています。というか、これはインナーバルコニー?
天気の良い日は、人目を気にせずここで食事でもバーベキューでも何でもできそうです。

今回は4階部分の1/3がルーフバルコニーという斬新な造りでしたが、混合栓のガーデンシンクやウッドデッキと当初からの設計案でしたので、他の造りも相当こだわりのある住宅になっていると思われます。

そんな中でテクノグリーンのバルコニーデッキを採用していただきまして、本当にありがとうございました。

今回の戸建住宅へのバルコニーデッキの紹介は終わり。

さて例年このシーズンは新築マンションの引き渡し時期。
それに伴い、テクノグリーンもマンションバルコニーへのウッドデッキ施工がフル回転です。
これらの施工例紹介を次回から連続で。

 

 

 

やっぱり屋根付きのウッドデッキを~柏市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 屋根付きウッドデッキ(サンテラスデッキ), 最近の施工事例 | 投稿日:2015年3月23日

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今回の施工例紹介は千葉県柏市の屋根付きウッドデッキです。

初めはパーゴラ付ウッドデッキの資料請求をいただいていたのですが、お伺いして打ち合わせをする中で「やっぱり屋根付きがイイ!」となりました。
価格は少々高くなるのですが、すっかりイペを気に入られたお客様からは、木材はオールイペでとご指定。

屋根無しでもイペ製のウッドデッキは10年保証しているのですが、屋根を付けるとさらに耐久性は上がります。

その採寸打ち合わせ時の写真から。

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このリビング掃出し窓前にウッドデッキをご希望。

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出幅は駐車場境のブロックまで。横幅は壁から室外機迄と施工範囲は順調に決まっていきます。

 

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この立水栓の水受けパンはウッドデッキをくり抜いて上に載せるように施工します。

 

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屋根の高さは雨戸シャッターボックスより上にする事になりましたが、これがけっこうな高さで地面から3m以上あります。

ついでに家の入り隅になっているところに屋根の樋が2方向からきています。
この辺は施工にあたり、厄介なところで柱の建て方、屋根材の止め方に一工夫を要しそう。。。。。。

 

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屋根付ウッドデッキの完成。
案の定、屋根材の取り付け以外は1日で終了しましたが、屋根の取り付けにもう半日掛かってしまいました。

今回、お客様の御希望はポリカの平板でしたので、ポリカ板の継ぎ目部分は、細かい細工を施すので工場での加工にも時間を要してます。

なんせ、ポリカも熱によりハンパ無い伸び方をしますから。
これが波板であれば、現場での施工も簡単なんですが・・・・・・
テクノグリーンではポリカ平板は標準で5mm厚を使用しますが、これがまた重い。

強度的には3mmでも問題はありませんが、後々3mmの厚さではベコベコになりやすいので、5mmを使用しています。
屋根部分だけで比較すると、波板の数倍の価格になってしまいます。・・・・・・ただ、見た目やっぱり平板の方が豪華な感じはします。

 

 

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ご覧のように、屋根の前面は敷地内ですし、雨が落ちる場所には何も無いとの理由で今回は樋は付けていません。

 

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小さくて見えにくいですが、立水栓の水受けはウッドデッキ上に組み込まれています。

最後に別な角度からの全体像写真を1枚。家の外観が大きく変わっています。

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実は、この屋根付きウッドデッキ、ワンちゃんの為でもあったんですが、あいにく今回の写真への出演はありません。あしからず。

 

お客様から、施工後のアンケートで
「素敵なウッドデッキをどうもありがとうございます。
暖かい季節が待ち遠しいです。」

今回の紹介はこれで終了。次回は戸建住宅のバルコニーウッドデッキです。