目黒区にある中古マンションを購入されたお客様から資料請求いただきました。
購入されたお部屋の間取り図面をメールで送付いただき、概算見積もりを。図面があればかなり正確な見積もりが可能です。
その後、リフォーム中に現場調査・採寸を。
避難はしごのハッチがありますが、これを隠して蓋加工がお客様のご希望。
ただ、サッシの水切り天端が低い上に幅が広いという形状。
お客様との打ち合わせで網戸の下端より高くなってしまいますが、これを隠し室内と同じ高さに仕上げる事に。
エアコンの室外機が2台ありますが、ご覧のようにホースが固定され全く動かす事はできません。
本当はウッドデッキの上に載せたいところですが、今回はそれが出来ませんのでくり抜き施工に。
リフォーム工事完了後、平日なかなか休暇を取りにくいというお客様。(マンションは日曜日の施工ができません)
引越し日は午後から荷物を搬入されるという事で、その日の午前中に施工する事に。このくらいの大きさですとだいたい半日あれば施工可能です。
予定通り、引っ越し時間前には完了しました。
避難ハッチの蓋。
室外機部分のくり抜き。
室内からみたウッドデッキ。室内と同じ高さでサッシの水切りも隠れて仕上がっています。
これで段差が解消され、ベランダへの出入りもしやすくなりました。
今回のお客様も”すき間無し”が気に入りましてイペ製のウッドデッキをお選びになりましたが、テクノグリーンのベランダウッドデッキのもう一つの特徴は、ベランダに合わせて工場でほとんど製作していきますので、現場での施工時間が従来工法の1/4で済む事にあります。
マンションの場合お客様の拘束時間もさることながら、集合住宅という近隣に接している条件での施工時間は、短いことに越した事はありません。
では、今回のマンションベランダウッドデッキの紹介はこれで終了。次回はマンションではないですが、コーポラティブハウスのバルコニーデッキを紹介します。
今回の紹介は、建築設計事務所からご依頼のあったマンションバルコニーウッドデッキです。
リノベーション中の文京区にあるマンションの1室でバルコニーをウッドデッキ化したいとの事で資料請求いただきました。
間取り図面からの概算見積もり後、リノベーション中のお部屋に。
一部分にRが付いている形状です。
現況の床はタイル張りとなっています。このタイルは後から敷いた物ではなく元々がタイル張りとなっているバルコニーです。
ただ年数も経ち汚れも半端なく、このままじゃせっかく室内をリノベーションしても”バルコニーがこれでは”という事でのウッドデッキ化です。
左の奥には避難ハッチがありますが、今回は室内との高低差が小さいので蓋加工できる高さに作る事はできません。
こちらのバルコニーの採寸は終了しましたが、このお部屋はメゾネットタイプですので、上階にもうひとつのバルコニーがあり、そちらも採寸。
上階のバルコニーは、下の階よりは出幅も横幅も小さくなっていますが、こちらにも避難ハッチがあります。
2ケ所の採寸も終わり、あとは室内のリノベーションが終わる1か月後にウッドデッキを施工。
先ずは上階のバルコニーデッキ。右の端部もR加工があります。
避難ハッチ部分はくり抜いての施工です。
同じく上階のウッドデッキを室内から撮影。
こちらは下の階のR部分。
下の階の避難ハッチ部分。
ウッドデッキ高さは40mmという最低の高さに仕上げていますが、これでちょうど室内と同じ高さです。
室内のフローリングも無垢材で仕上げてありましたが、それにマッチした同じ無垢材イペのバルコニーウッドデッキ。良い感じですね。
室内の工事完了から、お客様への引き渡しまで時間があまりなくリフォーム会社さんは心配されていましたが、予定通り上下階の2ケ所を1日で施工完了し無事引き渡しできました。
これで、R付のバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回は駐車場上のウッドデッキ取り替え工事を紹介します。
東京都国立市の大規模修繕工事が終了したばかりのマンションへお住まいのお客様から、概略の寸法での見積もり依頼と資料請求いただきました。
資料送付後、数日して
「他社からもイペ材での見積もりを出してもらいテクノグリーンより安かったが、すき間無しではなかったので注文したい。」
当社でも同じイペ製のすき間ありの施工は、工場での製作の必要がありませんので当然安くできます。
20年近く前のベランダウッドデッキ施工初期に、提供させていただいたお客さまから「ゴミが落ちるすき間を何とかして欲しい!」と要望され、現在のすき間無し施工を開発した経緯があります。
「すき間に落ちるゴミは気にならない!10年保証も付かなくていいから安くしてほい!」というお客様には、何割も安くなるイペ以外のハードウッドで施工させていただいています。・・・・・・最近は、ほとんどいらっしゃいせんが。
この”すき間あり”と”すき間無し”の違いは、ホームページでもこのブログでも紹介していますし、資料・写真集にも載せていますが写真じゃなかなか判りません。
ご来社いただくと、両方の実物サンプルがありますので並べてみると良く判るんですが。
とりあえず、会社打ち合わせルームにある実物サンプルの写真で。
イタウバ すき間あり
イペ すき間無し
と、写真でもこのくらい違いはありますが、実物をご覧になると・・・・・・・・・。
話は戻りまして、このすき間無しのイペウッドデッキをお選びになりましたお客様の採寸時の写真から。
出幅違いのベランダに避難ハッチありです。
1角は隅切りされたベランダ。
ベランダウッドデッキの場合、仕上げ高さにより採寸する位置が違いますので、最初に高さの打ち合わせ。
今回のお客様のご希望の高さは、このサッシ水切りも隠し室内と同じ高さなので網戸から出幅を測ります。
すき間無しウッドデッキの完成。
室内(一部はタイルでした)から見たウッドデッキ。
もしかしたら大規模修繕工事前には、ベランダには置き敷きのタイルがあったのかも?前々回のブログで紹介したように、あれの目地も大きなすき間ですから。
隅切り形状の角部の仕上がり。
L型形状のベランダでしたが、こちらはあまり使用しないのと、部屋からは見えないのでウッドデッキ施工は無し。
仕舞い端部は幕板を付けてお終い。
今回のすき間無しベランダウッドデッキの紹介もこれでお終い。