2階ベランダの増設工事~川口市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例, 駐車場上ウッドデッキ, 2階建てバルコニーデッキ | 投稿日:2015年9月15日

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今回紹介させていただきます埼玉県川口市の2階ベランダの増設工事。

当初、庭先へウッドデッキを施工する予定でお伺いさせていただいた時に、「2階のベランダが狭いので、そこを広くしたいのですが・・・・・」

2階のベランダを拝見させていただきました。

 

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縦にも置けないほどの出幅ベランダ

 

 

なるほど狭いです。
出幅も内寸で70cmです。

分譲住宅で、ご購入後にせっかくテラス屋根も付けたのに、洗濯物を干すにも狭すぎて使用していないとの事。もったいない。

そこで、庭先デッキより先にこちらを広くする事に考え直したそうです。

 

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ベランダを外側から見てみるとこんな感じ。張り出しベランダですのでベランダを増設するには下の駐車場へ柱と基礎が必要。

お客様は電気設備関連の設置工事業を営まれていまして、基礎工事はおてのものという事でご自分の会社で施工。

基礎打設終了の連絡をお客様からいただき、いよいよ当社は既設ベランダの手すり壁カット工事に入ります。

 

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写真は既設ベランダ壁のカット後の防水前処理工事の模様です。
ベランダ工事を増設するには、この壁カットと防水処理が難題となります。
今回も、事前にベランダ断面図を入手し現場調査の上、設計と施工方法を決定していますが、既存のベランダの構造によりましては条件的に難しくてお客様のご希望に沿えない場合もあります。

 

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カットした壁の袖部分は防水処理の上このように同じサイディング材で仕上げ。

 

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既設のベランダ部分のウッドデッキは、テクノグリーンの「戸建ベランダへのウッドデッキ工法」。
増設部分は2階建ウッドバルコニーの工法と2つの工法の組み合わせですが、出来上がると何処から分かれ目なのかは判らないほど一体化しています。判りますか?

面積は元の約4倍に広がりました。さっそく洗濯物も干される準備が・・・・・

 

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手摺フェンスの高さは高所基準の1.1m、すきまは10mm。
小さなお子様がいる場合は、よじ登る危険性が無いように足の指が入らない15mm以下でお勧めしています。

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今回、隣地境界の内側に積ブロックがありましたのでアルミフェンスを取り外し、一部ブロックをカットしての基礎打設。ここまでが、お客様の工事範囲。

この基礎への柱金物取り付けから当社の仕事となりました。
工事関連のお仕事をされているので、テクノグリーンオリジナルの柱金物を打ち合わせ時に一目見て、当社へ決められたようです。

・・・・・・工事に携わっている方なら、この基礎と柱を繋ぐ金物の重要性はよく判りますからね。

 

 

 

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こうして写真を見ますと「ベランダの増設工事」、といいましても実質は2階建てのウッドバルコニー
また下が駐車場となっていますので、駐車場上ウッドデッキともいえる工事でした。

構造上は、どちらもほぼ同じで家の2階から出入りできるウッドデッキですが、これが1階から、または庭から階段を付けて登る構造のウッドデッキを当社ではガレージデッキ(車庫上デッキ)と呼んでいます。

しかし今回は、既設ベランダ床もウッドデッキ化し増設した部分と一体化してますので、ベランダの増設工事と分類しています。

既設のベランダが狭いとご不満の方、「ベランダの増設」と書きましてお問い合わせください。

 

これでベランダ増設工事の紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキの紹介となります。

 

 

 

 

ベランダウッドデッキ、風対策を気にしています~足立区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年8月12日

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足立区の新築マンションをご購入されたお客様から、「内覧会は終了してしまったのですが、未入居です」
と、図面添付できる”お問い合わせページ”から、資料請求とともに図面を送付いただきました。

そして、こんなご心配も
「隅田川沿いの上、14階ということで、風対策を少し気にしております。」

高層階のベランダへウッドデッキやタイルを敷こう思った時に、この風対策はどうなってるの?と考える方は非常に多いかと思います。

なんせマンション規約では、釘1本、接着剤1滴たりとも使っての設置は認められていませんから。

テクノグリーンでも当初、マンション用のバルコニーデッキを開発するにあたり、一番苦労しましたのがコレでした。
いろいろな試作品を作り、今の形にようやくなり施工販売させていただいています。

最高階では、もう何年も前に海浜地区の55階での施工例もあり、全然問題ありません。

同じように悩み、マンションでウッドデッキをご思案中の方は、詳細が書かれたサンプル付の資料をご請求ください。無料です。
今回のお客様も、この資料でご納得いただきご注文いただきました。

※申し訳ありませんが、資料送付は当社施工地域(関東)にお住まいの方に限らせていただいています。

さて図面からの概算見積もりが、ご予算に合いますという事で引っ越し後間もないときに採寸へ。

 

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ベランダのサイズは平均的な横幅約6m、奥行き2mです。

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ベランダからフローリングまでの高さは10cmくらいあるのですが、そうすると網戸下より高くなってしまいます。

それでも、バリアフリータイプを希望される方は、その高さのウッドデッキをつくられるのですが・・・・。

今回は、網戸下までの50mm定格高さに。

 

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室内と同じ高さにはなりませんが、サッシレール部は溝状にはなりません。
ただし下地からは一定の高さの為、下地なりの勾配は付きますが、見た目はどちらも同じです。
イペ製はどちらもすき間無し施工ですから。

どちらにするるかは、お客様の選択となりますが、今までの施工例からすると7:3でバリアフリーの方が多いかな?

 

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エアコンのドレン水は、このパイプに接続する事によりデッキ下を通って排水溝へ。
これで、デッキの下がビチャビチャにはなりません。
※施工後の1枚目の写真で排水溝まで敷設されているのが確認できるかと。

お客様は、これも考慮してウッドデッキの後にエアコンの設置時期を決めていました。
※ウッドッキ高さが50mm以下は、パイプ太さの関係からこの工法はとれません。

お客様から、施工完了後のお振込み連絡時にメールで

「テクノグリーン様
先日は迅速な対応頂き有難うございました。

入金完了いたしましたので、ご連絡もうしあげます。
先ほど入金完了しましたので、本日中には確認とれると思います。

また、御社のウッドデッキ確かにすばらしく、
こちらにしてよかったと思っております。

金額はマンションオプションとほとんど同じでしたが、どうしてもウッドデッキ
を付けたかったので。
又ただウッドデッキを付けたいと言うのでなく、材質・構造・施工そして施工店
で納得出来る物をとさがしました。

有難うございました。」

また後々にアンケーと用紙をご返送いただき、

「迅速な対応有難うございました。新居で夏を迎えるのがとても楽しみです。
ウッドデッキを施工していただいたというより、部屋を追加して頂いた感じが致します。
大切に使ってまいります。」

———-今、真っ盛りの夏ですが、今回の施工例も、夏本番に入る前、2か月くらい前のウッドデッキ施工でした——
こちらこそ、施工させていただきありがとうございました。
たぶん、十二、三年後になると思いますが、大規模修繕時サービスを承っていますので、その時はまたご連絡を。

というところで次回は、大規模修繕時のサービス例を紹介します。

 

 

避難ハッチの蓋カバー付けれました~世田谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年7月26日

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前回のブログでも書きましたように、マンションベランダへウッドデッキを施工する場合、高さが重要なチェックポイントになります。

今回ご紹介する世田谷区マンションの場合も、やはり避難ハッチがありこれを隠す蓋が欲しいというご要望でした。

 

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ご覧のように掃出し窓前に避難ハッチが鎮座しています。
何時も思うんですが、マンションを設計する時に、もう少し位置をずらすとかなんとか出来ないものなんでしょうかね?
これを踏むとけっこうな音がして階下に迷惑となりますので、窓前にあると踏まないように気を付けるだけでもストレスになってきますよネ。

 

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避難ハッチ蓋高さと、サッシ高さを簡易レーザーレベル器で計測中。
なんとかギリギリで蓋カバーを今回は付けれそうです。

 

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もう一つのお客様の御要望は、このエアコンのホース。
窓前のベランダを這わせてあって、見栄えが悪いだけではなく、ハッキリいって邪魔。・・・・・これは気が利かないエアコン業者のせいなのか、やはりマンションの設計者のせいなのかは知りませんが。

住まわれてから、ず~っと気になっていたお客様がウッドデッキで何とかならいかとご相談いただきました。

 

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今回はホースもデッキ下に通せる高さが確保できましたので、ご覧のように。

 

 

 

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避難ハッチもご覧のように、なんとか高さがギリギリでしたが蓋で隠す事ができました。

 

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蓋を外すとこんな感じです。
ハッチ蓋の上に置いてあるのでなく、上下の桟上に乗り覆いかぶさっている状態になります。

 

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室内から見た避難ハッチ蓋。これからはストレスなくベランダへ出られます。

 

お引渡し後のアンケートで、

「メールでの対応、調査担当者の方も施工の皆さんの対応もとても感じがよくすばらしかったです。
ありがとうございました。
ただ一点、避難はしごハッチの蓋をおおう部分について指をかける穴が小さすぎて持ち上げるのは女性にはかなりストレスなため、この点だけはもう少し改善されると良いと感じました」

 

というご指摘をいただき後日、他の工事の帰りにお邪魔して穴を長穴に加工してきました。

・・・・・その時の写真は撮れませんでしたので、他の施工例での写真を参考に。

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これが、蓋カバーの長穴で2ケ所タイプ。

お客様によりご希望される蓋カバーの穴形状や大きさは、さまざまです。

ご希望通りに丸でも長穴でも、何か所でも開けますので注文時にご指定ください。
またご希望があれば蓋の2分割加工も承っていますので、これも一言おっしゃっていただければ対応させていただきます。

 

それでは、これでマンションベランダウッドデッキの避難ハッチ蓋カバーの紹介は終了。
次回は庭のウッドデッキへ追加工事で屋根を付けた施工例紹介となります。