フェンスが落下しました~柏市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 2階建てバルコニーデッキ | 投稿日:2017年12月5日

タグ: , , , , , ,

夏前に「2階建てウッドバルコニーが腐り始めているので取り替えを検討しています。」と柏市のお客様から電話をいただいていました。
腐り始めたところなので、これからじっくり検討されるのかなと思っていたところ、「先日の台風でフェンス部分が下へ落下しました!」と、ご連絡を受けて早速お伺い。

 

PA250001

こちら側のフェンスが支柱から丸ごと取れていました。もう片付けられていましたが、下へ飛んで落ちていたそうです。危なかったですね!

PA010033

家を新築された時に一緒に大工さんに作ってもらったそうです。裏から構造部分をみると確かに大工さんが作ったのだとすぐわかります。・・・・・・・・家を建てるのと全く同じ木組みをしていましたので。
お客様は当時からハードウッドが耐久性ある事もご存知でしたが、上に屋根を付けるのでコスト面から”杉材”でご注文されたそうです。

確かに耐腐朽性が低い木材を使っているのも原因ですが、今回は施工方法の木組みにも問題がありそうです。

それでは解体時の写真から。

IMG_0531

これはフェンス支柱が柱と通し柱になっていましたが、押すだけで崩れてしまいました。もう片方の柱は?

 

IMG_0533

梁が差し込まれていたほぞ穴。やはりここかに水が溜り腐り始める起点となっています。
よく大工による日本伝統の技で造られた頑丈なウッドデッキの作り方と宣伝されている木組みがこれです。どうしてわざわざ腐りやすいように作っているんでしょうかね?

 

IMG_0537

腐った部分を集めた写真ですが、全てこのほぞや他の仕口加工されたところばかりです。木が腐るメカニズムが判っていれば決してしない木組みばかりです。

 

PA010027

柱の根元。柱受け金物は錆びています。そう金属なので腐朽ではなく、腐食しています。
錆び止め塗装だけの受け金物でしたので、数年でこのように錆びてしまいます。一番重要な柱根元ですのでこちらも交換する事に。

 

IMG_0543

こちらが交換後の柱金物とイペ100角の柱。金物は溶融亜鉛メッキの当社オリジナル製品です。———根元も上部で長持ちじゃなくては意味がありません。

 

IMG_0544

 

IMG_0546

 

交換しましたイペの2階建てウッドバルコニー。大きさは既存のと同じでフェンスデザインだけ変更しています。

 

IMG_0539

IMG_0538

暗くならないようとフェンス横板間すき間は10cmとし大きくしています。

 

IMG_0545

仮設足場掛け、解体とウッドバルコニーの新設を含め2日で施工完了引き渡し。

施工完了時にご不在だったお客様は、2日後にわざわざご来社いただきました。(同じ市内でも車で10分くらいのすぐ近く)
下からも眺められて確認されたようで、「ウッドデッキの専門業者は大工さんとは作り方が違うんですね」と。

前回で失敗した経験をふまえ、今回はハードウッドの中でも一番耐久性のあるイペでかつ専門業者に依頼したので安心です。10年保証も付いていますし。。。。。。
またDIYで少々の大工仕事も出来るので、デッキ下部分へ屋根を取り付けたいとの事でしたので、簡単に取り付け方法を教えさせていただきました。
ちょっと大変ですが、頑張ってみてください。

それでは、2階建ウッドバルコニーの交換工事の紹介は終了。次回はまた問い合わせが相次いでいますマンション大規模修繕時サービスの紹介です。

 

採寸時にウッドフェンスも~千葉市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ベランダウッドデッキと木製フェンス, マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年11月30日

タグ: , , , , , , , , , ,

千葉市のマンションにお住まいのお客様から間取り図面を送付いただき、概算見積もりを。

その後、日程調整の上お伺いして採寸と打ち合わせを。

CIMG1724

このサッシ水切り天端に高さを合わせたいのが、お客様のご希望です。なんとか、ぎりぎり合わせられる高さの80mm。
ウッドデッキの木材はすき間無し施工が可能なイペをご指定。

CIMG1721

 

こちらの室外機へはカバーを。これは図面を送付いただいた時からのご要望でした。

 

CIMG1722

そしてこちら。片側の側面は隔て板ではなく、アルミのフェンスになっていてベランダに出たとき、ちょっとお隣さんの視線が気になるとかで簡単な目隠しフェンスをその場でご要望があり打ち合わせ採寸を。

その後の見積もりでウッドデッキもウッドフェンス、室外機カバーもご予算内ということでご注文いただき施工へ。

 

IMG_0470

サッシの水切り天端高さにウッドデッキが仕上がりました。

IMG_0468

ご覧のようにすき間無し施工となっています。

IMG_0467

室外機カバーもイペのオーダー製作となっていますので、壁から窓の部分にはみ出さずに据え付けができました。背面も壁にぴったり付けてホース部分もくり抜いています。

 

IMG_0469

ウッドフェンスの横板間のすきまは5cm。お隣さんのベランダとは数m離れているので、これだけでもずいぶんと気にならなくなりました。

IMG_0472

和室の室内から。和室前のウッドデッキも違和感は全然ないですね。
こちらの窓は掃出し窓ではなく、またぎ窓でしたがウッドデッキ化する事に段差はそれなりに解消されます。

お客様からもアンケートで
「とても素敵なバルコニーとなりました。お部屋の延長として楽しみます。ありがとうございました。」

と、いただきました。

すき間無し施工は、本当にお部屋と一体感を感じられますよね。板間すき間が大きいすのこ状ですと、やはりここまで・・・・・・・

それでは、採寸時にウッドフェンスも追加されたマンションウッドデッキの紹介はこれで終了。次回は戸建2階建ウッドバルコニー取り替え工事の紹介です。

 

 

タイル、新品ですが~流山市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年10月16日

タグ: , , , , , , , , ,

千葉県流山市に一戸建ての家を新築されたお客様から、2階ベランダウッドデッキの見積もりご依頼いただきました。
家の2階平面図をメールでいただいての見積もりですが、図面からでもかなり正確な見積もりが可能です。

その見積もりが、ご予算内ということで採寸へ。

 

CIMG1566

お伺いしてみるとベランダには、ま新しいタイルが・・・・・・・
まだ引っ越しをされて間もないので当然新品のタイルですが、どうも段差とタイル間のすき間が気になりすき間無しのウッドデッキに交換したいご希望でした。

 

CIMG1585

タイルの厚みは10mmほど。これを室内高さ100mmに合わせて段差を解消します。

 

CIMG1572

150角の中判タイルでしたが、それでもタイル間のすき間5mmは気になるというか、そこにはさまるゴミはけっこうな量となり取り除くのが大変。で、すき間無しのウッドデッキを。

 

CIMG1568

出幅が大きい所には、日除けのタープ用柱を、といことで施工完了後の写真。

IMG_0467

またまた、撮り忘れ。タープ用の柱が下しか写っていません。仕方がないので他のお客様のタープ用柱を取り付けた写真(下の写真)を。

 

IMG_1485

本当はこんな写真を紹介したかったんですが。。。。。。。

 

IMG_0468

こちらも柱の下だけの写真。

 

IMG_0469

窓前の写真、室内と同じ高さです。

 

IMG_0470

外水栓が付いてましたが水受けがありませんでした。施工日までにお客様が、お気に入りの水受けを用意され取り付け。
二重床構造になっているので、排水はデッキ下を流れるようになっています。

それでは、これで戸建2階ベランダウッドデッキの紹介は終了。次回はエントランスデッキ。