投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2018年6月9日
タグ: ウッドデッキ, エアコン, ベランダ, マンション, 排水, 東京, 武蔵野市, 段差解消
昨年の暮れに東京都武蔵野市に新築中のマンションを購入されたお客様から資料請求をいただいていました。
間取り図面からの見積もり後に内覧会時に同行採寸へ。
最近の新築マンションで採用されている木目調の塩ビシート張りのベランダ。
こちらの掃出し窓のサッシはベランダから高い位置にあり、網戸下まででも13cmほどあります。
この高さがあれば、高さ調整式で水平仕上がりのウッドデッキ(当社ではこのタイプをAタイプと称しています)を二重床工法で作る事が可能となります。
もちろん今回も、高さ13cmに嵩上げしたAタイプで施工します。・・・・・・段差解消にもなりますので。
鍵引渡し後すぐにお引越しをされる予定でもないので、エアコンはウッドデッキ施工後に設置されるとのこと。
このエアコンからのドレン水(排水)は、マンションベランダでは悩みの種。
必ずでてくる排水ですが、それってどこを通って排水溝へたどり着くの?
通常はこんな感じです。もしくは排水溝までドレンパイプをベランダを横断させるしか方法はありません。
最近はこのような溝形状のテープを張って、この溝伝いに流すのも見かけますが・・・・・・水が流れるのを眺めて喜ばれる方もいらっしゃる?
これが二重床タイプのウッドデッキですと床下に配管し、この問題を解決する事ができます。
施工当日、お客様から室外機を設置予定の場所をお聞きしてデッキ下に敷設したドレンホースをこのようにウッドデッキ上にだしておきます。
あとはエアコン屋さんがこれに繋ぐだけでOK。
サッシ高さ(網戸下高さ)に仕上がったウッドデッキ。
室内から3方向に撮ってみたベランダウッドデッキ。室内とほぼフラットになっていますので、室内にも広がり感が出てきますね。
お客様から施工数日後メールにて、
「先日はステキなウッドデッキの施工をありがとうございました。翌日曜日にすみずみ拝見して素敵な仕上がりに大満足です。」
これで、マンションベランダでのエアコン排水処理方法の解説は終了。次回は庭のウッドデッキを。