台形の庭ウッドデッキ~相模原市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年10月31日

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神奈川県相模原市の一戸建てへお住まいのお客様から、電話で資料請求と同時にご自分で採寸された寸法からの見積もりご依頼をいただきました。

その概算見積もりが、ご予算内との事で採寸へ。

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奥側の出幅が広い部分へウッドデッキをご所望です。

 

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ご覧のように台形の裏庭です。敷地と家の形状から裏庭は、このような台形になりがちですね。
既に防草シートで雑草対策がされたいます。これはそのまま使用してウッドデッキを施工します。

 

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さて実際に測ってみるとお客様から事前にいただいていた寸法より大きい事が判り、お客様にも寸法をその場で確認していただきます。
どうも境界ぎりぎりまで施工出来ないと思い、小さく採寸していたのかも。特に台形の採寸は難しいですし。

できるだけ大きく作りたいとの事で、採寸寸法にて再見積り。・・・・・・・・やはり1割ほど高くなってしまいましたが。。。。。。。

再見積書提出後、お客様からメールで

「先日はありがとうございました。
見積もりも拝見いたしました。 

 やはりサイズが大きかった分金額も予算より高くなってしまったので、家族に相談し、昨日話し合った結果
高くても技術も品質も信頼のおけるところにお願いした方がいいという結論になりました。」
いやぁ、こう言っていただけると本当にありがたいです。送付しました資料も良く読んでいただいたようで、長い期間の耐久性を担保するには使う木材はもちろん、施工方法も設計もしっかり行う事が必要とご理解いただいてました。
そこで今回も使用木材は一番耐久性のあるイペ、設計もしっかりと下部構造部材すべてを撓み量まで計算して図面作成、施工はいつものテクノグリーン方式で木材の継ぎ部には水が溜りにくい工法で。
マァ、つまりいつもの要領での施工でした。これで10年保証のウッドデッキが完成。
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ウッドデッキへの入り口。
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敷地めいっぱいに作ったので、作る前より広くなりました。
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入口の1段ステップ。これも敷地ぎりぎりに台形に作っています。こうするとバランスがとれてウッドデッキ全体も大きく見えます。
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フェンスのコーナー部。ここを見ると台形だと判ります。
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今回のフェンス高さは120cm、横板同士のすき間は10mm。ん~、準目隠しフェンスといったところかな?
これはお客様に実際に庭に立っていただき決めました。
ウッドフェンスの高さやデザインでは、これが一番というのはありません。
周囲の環境やウッドデッキの奥行きから使い方、場合によってはお客様の背の高さまで考慮し最後にはお客様のご希望に合わせて設計します。
その為にフェンス付ウッドデッキの場合は、今までの施工例写真集(100ケ所以上)を携えて打ち合わせさせていただいています。・・・・・・だいたいこのくらいあれば、似たようなシュチュエーションでお好みなのが見つかります。
と、今回はウッドフェンス高さ・デザインの決め方手順の紹介で終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。

エントランスデッキ2ヵ所~川口市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年10月21日

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今回の紹介は埼玉県川口市に新築された戸建エントランスデッキです。
お客様のお知り合いのところで、当社が約20年前に施工しましたイペ製のエントランスデッキをご覧になっていたので、オフィス兼用の自宅を建てる時にはテクノグリーンのイペウッドデッキをと思っていたそうです。・・・・・・なんせ20年近く前に施工したイペのウッドデッキが腐らないでもっているのをご自分の目で見ていますから。

それでは、家の基礎が出来上がった状態での調査・打ち合わせ。基礎だけでは判りませんが、1階はオフィスで2・3階がご自宅になるそうです。

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この時点でのご相談でウッドデッキ&ウッドフェンス以外の外構工事は周囲の境界ブロック&メッシュフェンスと駐車場の土間コンくらいでしたので、当社に一緒に施工するご依頼をいただきました。
ウッドフェンスの基礎工事もありますので、一緒に土間コンを打設するとトータルコストは安くなる上、施工工程も組みやすくなります。
これを見越して、家を建てている工務店とは外構工事は外して契約していたようです。・・・・・・外構工事は工務店は下請けに出すだけなので、価格も安くなりますしね。

 

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建物が出来上がってからの採寸。この部分は土間コン打設。

 

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こちら側はオフィスの玄関側でエントランスデッキとウッドフェンスを造ります。

 

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こちらは自宅用の玄関。この前にもエントランスデッキを。

 

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こちらの隣家境界にはブロックを積んでアルミメシュフェンスを、と詳細の打ち合わせを終了し後は家の引き渡しを待って施工へ。

 

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オフィス玄関前に続く目隠しフェンス。フェンス支柱は土間コン打設時に一緒に埋め込んでいます。これは外構工事と一緒に行うからできるメリット。

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このようにウッドフェンスは奥の方に繋がっていきます。

 

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奥行きをたっぷりとった2段のステップで玄関前に。これは奥を自転車置き場にする為、ゆったりステップにしています。

 

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ウッドフェンスは奥で折り返し、見える部分まで施工しています。これだけでグレード感は上がります。

 

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ご自宅用の玄関前エントランスデッキ。水道の点検口やらいろいろな桝が集中して付けられていましたが、なんとか蓋も開けれるようにデッキを施工。

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違う角度から見たエントランスデッキ。よくあるタイル張りの玄関前よりず~っと高級感がありますよね。

 

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こちらは機能門袖。デッキと一体化して製作、ポストと表札はお客様から支給されたのを取り付けています。
エクステリアメーカーから販売されている木目調の物も検討されたようですが、やっぱり”木目調”は”木目調”で本物にはかなわない!イペで製作できるのならとご注文いただきました。
ウッドデッキや外構工事と同時に施工するなら、価格は木目調の門袖とほとんど同じくらいでできます。・・・・・オーダー製作なので現場に合わせたサイズやデザインで作り、お好きな表札・ポスト・ライトを取り付けれます。

すべて完了したのを見届けたお客様から、「3階にあるベランダへもウッドデッキ欲しいんですが」・・・・・・・・こちらの紹介は別の機会に。

サンルームを撤去してウッドデッキに~八潮市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年10月10日

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埼玉県八潮市へお住まいのお客様から、一番耐久性の高い木材でのウッドデッキの見積もりご依頼を電話でいただきました。
サイズは横幅6.3m、奥行きは2.4m、3面全部を横板フェンスで囲まれた庭ウッドデッキです。

少々お時間をいただき、イペでの見積もりを連絡しますと、現調と打ち合わせのご依頼いただき訪問。

 

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裏庭いっぱいに作られたサンルーム。(全体を撮るにはお隣さんお敷地に入らければできませんのでこれが限度。)

今回のお客様は店舗やリフォームを行う建設会社の経営者様です。多くの職種の下請け職人を抱えているようで、このサンルームもそちらで施工されたようです。
そしてこちらも・・・・・

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サンルームの脇に作られた人工木のウッドデッキ。
今回、サンルームの撤去と共にこの人工木のウッドデッキも撤去して、全て天然木のウッドデッキにしたいというのがお客様の御希望でした。
ほとんどの職種の下請け業者を抱えているのだけれど”ウッドデッキ専門業者”だけはいないとの事で当社へ。・・・・・やっぱり人工木はダメですね!というのが、今まで使ってみての感想でした。

詳しく聞いてみると、やはり”味”がないので本物の木が良い(ご家族の意見)、また溝付きなので溝にはまった泥汚れを取るのが大変。
これは天然木でも溝付きは同じなんですが、皆様使いだして初めて気づきます。

この後はウッドデッキ用木材のご質問。建設業を営んでいてもウッドデッキ用の木材は、そう詳しくはない(といっても一般の方よりはご存じでしたが)ので色々と教えてほしいと。。。。。

というのも、当社へ連絡いただく前に他のウッドデッキ施工業者からもらった見積書の木材が、前にもこのブログで書いたアマゾン○○○○という材だったそうです。
そんなハードウッドは無い事に気づき、同じ建設業者として使用する木材を偽るような業者は信用出来ない!ということで当社のハードウッドの比較説明書をご覧になりイペでのご注文をいただきました。

現在日本にウッドデッキ用として輸入されているハードウッドは、十数種に及び価格もピンキリですが品質もピンキリです。当社ではその内4樹種を使用して施工提供しています。
ハードウッド全てが耐久性に優れている訳ではなく4~5年で腐り始める樹種もあったりします。

ウッドデッキ材の販売をしているところでは、そんな事には触れずに何でもハードウッドは高耐久性と謳っているので、一般消費者が木材選びをするのはホント難しいですよね。

話は今回のお客様に戻りまして、
建設業を営むお客様はサンルームの撤去と新しく掃出し窓の取り付けをご自分の会社で行い、その後に当社がウッドデッキの施工へ。

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完成直後に雨が降り出しました。イペは濡れたらこんな色に。

 

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廻り3面が隣家に接しているので、外観の見た目にはこだわらすフェンスは内張り、また今回は化粧の幕板を取り付けていません。これで少しはコストダウンに。

 

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写真の奥側(デッキの右半分)に深さ40cm以上のビニールプールを夏場置かれる予定との事で、構造計算してその重量に耐ええるように表面からは見えませんが右半分の構造部分を強化しています。
なんてたって1平米あたり水の重量だけで400Kgプラスになりますから。

 

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あたらしく取り付けました窓サッシはバリアフリーのノンレールタイプでした。

 

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室内から見たウッドデッキ。バリアフリーサッシに作るウッドデッキは、ほとんど繋がって見えて一体感は抜群ですね。

それでは、今回の庭ウッドデッキの紹介は終了しまして次回は戸建バルコニーのウッドデッキを。