柏市の戸建て住宅へお住いのお客様から、
「今あるウッドデッキの張り替え見積もりをしてもらいたい。」
と、資料請求とともに今のウッドデッキの図面を送付され見積もりご依頼いただきました。
見積書が届いてから現地調査のご依頼を受けお伺い。

図面にも書かれていましたサイプレスのウッドデッキ。塗装で手入れをさしていたそうですが・・・・・・
10年ほど前までは、盛んにこのサイプレスでウッドデッキを施工していた会社もありましたが、こうして腐ったウッドデッキがでてきたせいか最近はあまりみかけません。
昔は当社へもサイプレスでの施工見積もり依頼がありましたが、イペと比べると耐久性が低いのが判っていましたので断っていました。
——-サイプレス(オーストラリア桧)は針葉樹なのに、ハードウッドと称して売っていたところもあり、お客様が耐久性があると勘違いされていたケースもあったようです。
今回は耐久性の高い木材を探されイペへ。
・・・・・実際の経年変化を確認する為、だれでも見られる当社施工の10年以上たった公共施設や商業施設施工例を尋ねられ見に行かれたようです。

この面の大引は全部腐っています。

塗装で手入れされていた表面はなんとか保っていましたが、内部はこのとおり。

特にひどいのは、束と大引の木組み部分でほぞ加工されたところ。・・・・木材が腐るメカニズムを知らない大工さんがよくやる失敗の典型例です。
—–耐久性を高めるにはいつも書いていますように、木材だけではなく施工方法も大事です。—-

さて作り替えにあたり、お客様から今まで使っていて不便な点を解消する打ち合わせに。
まずは、バーベキューをウッドデッキでされるので使いやすいように周囲の樹木を伐採して大きく広げたい。・・・・この作業はお客様出入りの造園業者へ依頼。

外水栓は低くて使いにくいのでウッドデッキ上へシンク台付にして使い勝手を良くして!
と、ご希望をお聞きして施工へ。

元のL字型で欠けていた部分もウッドデッキになり広く使えるようになりました。


前面は全て1段ステップとし、どこからでも庭へ降りられるように。

こちらはバーベキュー時の下ごしらえと洗い物が簡単にできるように調理台付のシンクを製作。(下には扉を付けてますのでガーデニンググッズを収納できます)
これで腐ったウッドデッキの取り換えを機に、新たに生まれ変わりましたウッドデッキの紹介を終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
東京江戸川区の戸建て住宅へお住いのお客様から資料請求をいただきました。
「ベランダウッドデッキの全面張替え工事を考えています。どれくらいの費用になるかが知りたいです。よろしくお願いします。」
資料が届いてから、3階ベランダの写真とベランダの大きさをご連絡の上、見積もりご依頼いただきました。
「古いウッドデッキの撤去も含めた、概算によるお見積りを、メールにてお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
3Fベランダ(L字型)
①幅×長さ:85cm×500cm
②幅×長さ:115cm×600cm」


こちら2枚は送付いただいた写真。かなり腐っているようです。
写真といただいたサイズから概算見積書を送付後、ご注文いただきまして調査・採寸へ。

調査時の写真。コーナー部分です。

腐ってボロボロになっている室外機カバーと木製ベンチの廃棄も一緒にご依頼いただきました。


こちらのラチスフェンスパネル3枚の交換も追加でご注文いただきました。・・・市販のラチスは、このように格子部分が数年ではずれてバラバラになってしまいます。

こちらは新たに取り付けしました、当社のイペ製ラチスフェンス。1枚1枚現場に合わせて工場で製作してきます。
格子はバラバラにならないようにビスで固定しています。重さは市販のソフトウッド製のフェンスの3倍ほどになりますので高い所への取り付けは大変です。

こちらは施工完了後のイペウッドデッキ。高さと施工範囲は既存のデッキと同じです。

こちらはL字のコーナー部分。

もう1面も施工して完了。
これで戸建てベランダウッドデッキ&ウッドフェンスの取り換え工事の紹介は終了。次回は庭ウッドデッキの同じく取り換え工事を。
千葉県佐倉市の戸建て住宅へお住いのお客様からお電話いただきました。
「ウッドデッキの専門会社ですか?腐ってきたウッドデッキの交換工事を検討しています。」
その後にメールをいただきました。
「お電話にて打ち合わせ頂き, 早速メールさせて貰いました。
戸建て庭用ウッドデッキの経年劣化で新規の施工、お見積もりをお願いします。
ウッドデッキ サイズ概略:3.9M x 3.94M x 1.96M x 2.35M (手すりサイズ→3.94M x 0.9M)
返信用メールにて現場(ウッドデッキ)の写真をお送り致します。」

こちらが送付いただいた写真。床板が腐って抜け落ちています。形状は正四角形ではないようです。
ご連絡いただいた寸法と写真から見積書を資料・写真集と一緒に送付させていただきました。
その後、現地調査のご依頼をいただきお伺い。

床のあちこちが腐って抜け落ちています。使われている木材はホームセンターで売られているSPF材に塗装されただけのようです。・・・これじゃ4年ももたないですね。
新築を購入されたときに元々ウッドデッキが付いていたそうです。
それが朽ち落ちて4年前に外壁塗装をし直したときに塗装屋さんからウッドデッキの取り換えも提案され一緒に工事を頼んだのが4年も経たずにこんな状況に・・・・・・
そこでやはり専門会社でなければと思い、今回で2回目の交換工事は”ウッドデッキ専門会社”で探し当社へ連絡されたそうです。

今回の取り換え工事にあたり、手摺フェンスは既存のクロスフェンスから、当社の施工例写真集からみつけた縦格子フェンスへ、

ウッドデッキの下へ枯れ葉が入り困っているので、幕板を下まで張る仕様へ変更のご要望をいただきました。


幕板3枚で下まで張りました。

塗装されたイペウッドデッキ。
当初、ご自分で塗装することも考えていましたが、塗装も当社にご依頼いただきました。

お客様が施工写真集から見つけられ気にりました縦格子フェンスを取り付けて施工は完了。
今回はイペで施工していますので、10年保証書付きのウッドデッキです。これで3回目の取り換えの心配もなくなりました。
これで庭ウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建て3階バルコニーへのウッドデッキ紹介を。