千葉県市川市の新築マンションを購入されたお客様から、内覧会が終了した後にお問い合わせをいただきました。
「来月引っ越しをする予定ですが、ベランダに避難ハッチがあり内覧会で実物を見て、正直邪魔だなと思いました。」
資料・サンプルをご覧になった後に、間取り図面を送付いただき概算見積もりを。
内覧会が終わったあとでしたので、実際の採寸は鍵の引き渡し後に。
確かに窓の真ん前に避難ハッチがあります。もう少し違う位置にあれば・・・・・・
それにしても、今はこんな木目模様の長尺塩ビシートがベランダに張ってあるんですね。写真で見るだけではウッドデッキが敷かれているんじゃないの?と、思ってしまいますが調査担当者の話だと近くで見ると。。。。。。。。
網戸の下までは4cmほど。お客様は室内との段差解消する高さをご所望でしたので10cmくらい嵩上げしたウッドデッキにします。
打ち合わせ時にエアコン室外機カバーも追加見積もりいただきましたので採寸。・・・・送付しました写真集の中のカバーをご覧になって欲しくなったそうです。
それでは、施工完了後の写真を。
室外機カバーもウッドデッキと同材のイペ製。室外機のサイズと置かれてある位置関係も測りオーダーメードです。
こちらは避難ハッチの蓋。お留守にする時はこうして外してお出かけください。
こちらが蓋をかぶせた写真。これでベランダを気を遣わずに使用できるようになりました。なんたって避難ハッチの上に乗ると音がするので踏むわけにはいきませんから。
室内からの写真は撮れませんでしたが、これで室内床と同じ高さになっています。
それでは、これで避難ハッチ蓋付のベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は店舗前のウッドデッキ?です。
大田区の一戸建住宅へお住まいのお客様から、2階バルコニーへのウッドデッキ見積もりご依頼をいただきました。
戸建バルコニーのウッドデッキもマンションと同様にイペのすき間無しタイプと他のハードウッド製のすき間ありタイプとの2種類の施工があります。
安いハードウッドを使ってすき間あり施工(一般的に施工されている工法)ですと、木材によってはイペより2~3割安くなります。
今回は両方の比較検討しているとの事で、イペと他の木材で見積もりさせていただきましたが、お客様は”すき間無し”が良いという事でイペのウッドデッキをお選びになりました。
最近は9割以上のお客様が、高くはなりますがイペのすき間無し施工を選択されています。・・・・・・・すき間から落ちるゴミ問題を認識されている方が増えているんでしょうね。
このすき間無し施工は当社が17年前に、お客様からウッドデッキのすき間からゴミが落ちるのを何とかならないの?と指摘を受けて開発したものですが、ゴミが気にならなければすき間無し施工でもいいかと思います。価格的にも2~3割安く提供できますので・・・・・・
奥行き2.5mのバルコニーです。2階にリビングがある家では奥行きたっぷりのバルコニーが多いですね。
バルコニーへの出口はこちらの開き戸と、
リビングの掃出し窓の2ヵ所があり、両方の下をごらんのようにエアコンホースが這っている状況です。ウッドデッキを設置すると、これが隠れて見えなくなります。
開き戸の高さはバルコニー床から13cm。現在、戸建の場合はバルコニーの防水基準から最低でも防水層の高さは12cm以上はとるようになっています。
水下側の排水口あたりで18cm。これもしっかり水勾配が付いています。この傾斜があるバルコニーを使い易いように水平なウッドデッキに仕上げていきます。
壁に蛇口が付いているので、お客様はウッドデッキに水受けパン設置をされるとの事で、ウッドデッキに穴をあけ下に配管する事に。
これが水受けパンをデッキに設置したところ。
色が濃く見えますが、塗装ではありません。施工完了後に降った小雨で撮影時はこんな風に。
そう、このように雨に濡れた時に他の木材は膨張してしまうので、すき間を開けて施工しないとならないのですが、イペだけはこの湿潤時膨張率がなんと他の木材の1/10くらいなので、このようにすき間無し施工が可能です。
ちなみに人工木も濡れても膨張はしません。が、熱でももって膨張します。つまり夏の暑い時期には膨張しますので、これも5mm開けての施工となります。
掃出し窓前の完成写真。お客様ご希望の”すき間無し”。これでデッキ下にゴミが溜る心配もなし。
壁側に見える切れ目。ここの下は排水口になっているので点検用の蓋になっています。
それでは、”戸建2階バルコニーウッドデッキもすき間無し”の紹介はこれで終了。
次回は同じくタイルのすき間のゴミが気になって、マンションベランダをすき間無し施工のウッドデッキに換えられた紹介です。
文京区のマンションにお住まいのお客様から、お電話をいただきました。
ベランダガーデニングが趣味だそうですが、「ベランダ床やコンクリートのフェンス腰壁が殺風景なので天然木で廻りを囲いたい!」
打ち合わせ・採寸へお伺いしました。
お話の通り、ベランダには鉢植がいっぱい。これを天然木に囲まれた環境で育てたいというご希望。判りますねえ~。
床はウッドデッキ、このコンクリートの腰壁は横板の柵で隠して、
こに室外機は木製のカバーで隠し、
こちらの室外機は隠すのも一つの目的ですが、それ以上に前から出る温風が植物に良くないのですき間無しの衝立が欲しい、とういうご希望。
いやいやすき間無しですと、エアコンの性能に問題が?と思ったら、しっかり調べていたようで室外機から10cm以上離せば、さほど性能は落ちないと業者さんに確認されていました。
ご希望のアイテムと、ウッドデッキの施工範囲、フェンスのデザインを打ち合わせに基づきまして施工へ。
ウッドデッキは室内から見える部分のみ施工。避難ハッチも蓋加工で隠しています。
ガーデニングが目的のウッドデッキですので、いつものイペ製すき間無し施工です。
ガーデニングされると半端無い土が落ちて、すき間があるとウッドデッキ下にびっくりするくらい堆積してしまいますから。
お客様も良くご存じで、初めからイペですき間無しとご指定いただきました。
コンクリートの壁はすき間5mmの横板で隠し、上のアルミテラス部分は狭板を使用しすき間を大きくしています。
室内からベランダを見ますと全て天然の木材で囲まれていますのでマンションとは思えない光景です。
ぎりぎり左右の窓に掛からないようにオーダーサイズで製作しています。
室外機からの温風除けの衝立。お客様のご指示通り10cm以上離して置いています。
さて、これでガーデニングの為のベランダウッドデッキと他アイテムの紹介は終了。次回は戸建の屋上ウッドデッキの紹介です。