ハイデッキ?それとも傾斜地ウッドデッキ?~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年10月19日

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神奈川県横浜市のお客様から、購入された分譲住宅の敷地図面と家の図面をメール送付いただきました。

このブログで以前、紹介しました傾斜地のウッドデッキ施工地形に似ているとのお話。

いただいた図面を眺めながら以前施工しました現場を思い出し、大まかな構造と施工方法を考えた末・・・・・・・・「出来ますよ。」
お客様は、住宅分譲会社や地元のウッドデッキ業者へ問い合わせたそうですが、色よい回答を得られず、ネットで捜されこのブログにたどり着いたようです。

・・・・・たまには、このブログもお役に立つんですね。書いてて良かった!

 

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家の裏側が急斜面。

 

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それでも片側は、これだけの幅で平地はありますが、もう片側はほぼ平地は無し!

 

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家も裏側は高基礎で建てられています。掃出し窓までの高さも1m強。
この高さ以上は当社ではハイデッキの範疇になります。

従って今回ののウッドデッキはハイデッキ&傾斜地ウッドデッキ。

ハイデッキや傾斜地ウッドデッキは、ただ単に束を高くして施工すれば良いというわけではありません。

束?とういうか柱の位置、本数は状況によりまして制限がありますので、通常の庭デッキと比較しますと構造部分に使用する部材は大きなサイズ、組み方が必要となってきます。

また作業するにあたりましても斜面での施工は危険も伴い、どうしても難しくなってしまいます。
下手をすると2階建てウッドバルコニーの施工よりも難易度が上がる事も。

施工経験が少ないと、上の業者さんのように断るケースが多いかもしれない工事です。

 

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無事に施工完了。

全体としては小さめの傾斜地デッキですが、構造・施工上ではこれがギリギリ出せる幅です。
それでもお客様の御希望する出幅以上で設計する事ができました。

構造部分は庭ウッドデッキと2階建てバルコニーの間?くらい。

今回は特に現場での作業を減らす為に、製作図面を基に極力工場で製作して行きました。

また、こういう足元が悪い現場では、少人数での作業は遅々として進まず、かつ危険です。

小さいデッキでも、組み付けする職人、サポートする職人、材料を運ぶ職人と分けてなるべく自分のポジションから動き回らないで済むような体制を組んだ方が効率的で安全に施工できます。

今回は4人の職人で本体工事は1日で完了。
まぁ~、全員が慣れていていつものメンバーでなければ、いくら人数を増やしても意味がありませんが・・・・

 

最後に内側の写真を。

 

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今回のウッドフェンスは横板の内張り。
高さはもちろん高所部分のウッドデッキになりますので転落防止柵基準の1.1m以上としています。

またこれで懸案のエアコン室外機の設置場所も確保でき、傾斜地の有効利用となりました。せっかくの自分の土地ですからネ!

では、次回は戸建2階ベランダへのウッドデッキ紹介となります。・・・・・最近お問い合わせが多いので、できるだけこのブログでも紹介したいと思います。

 

 

 

 

タワーマンション角部屋のウッドデッキ~江東区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年10月13日

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今回は、東京都江東区にあります新築タワーマンション角部屋へのウッドデッキ施工例紹介です。

今年の春に竣工しましたマンションへお住まいのお客様から、資料請求
資料が届きましてから、角部屋のL字型になっているベランダの間取り図面をメールで送付いただき概算見積を。

 

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ここがL字のコーナー部?この写真じゃ判りにくいですね。

 

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この面がL字型の短辺。

 

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この面が長辺部でずっと先まで続いています。
2面合わせると42㎡程ありますので、今回の施工はメインなるリビングに面する部分のみを。それでも20㎡以上の施工となります。

残りは、いずれまたの施工という計画です。

 

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高さ調整タイプで施工しますと網戸下端より高くなるので、お客様の希望高さは梁の高さ60mm。

テクノグリーンの商品分類でいいますと、定格高さのBタイプ60mmとなります。
ただし、ベランダの勾配なりの仕上がりとなりますが、このベランダ勾配はあまりきつくはないので気にならないかも?

 

 

 

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これが、コーナー部の仕上がり。

 

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逆側から見たコーナー。

 

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室内のコーナー窓も総ガラス張り。東京湾とその向こう側のビル群もこのように見えて素晴らしい眺め。
室内から見ても、このウッドデッキ化されたベランダを挟んでると一層、景色が生きてきますネ!

塩ビシートが敷かれた無味乾燥なベランダとは違い、天然木材のデッキ材でカバーされたベランダを通しての遠景は確かに違った物になります。

 

いえいえ自分だけそう思っているんじゃなく、実際この施工後に訪れた同じマンションに住まわれているお友達が、このデッキを見てその場でお電話いただきました。「見積もり願います!」

・・・・・・・こちらのお客様の施工例も近いうち?にこのブログで紹介させていただきます。

 

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今回の施工は、ここで終わっていますが、施工したウッドデッキをすっかり気に入っていただいたお客様から、

「気になっていた段差も目立たなくしていただいきありがとうございました。
スピードも早くびっくりしました。
また残り半分も来年頃にお願いしたいと思います。」

 

・・・・・・・・来年、ご連絡お待ちしています。

間取り図面を添付されて~志木市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年10月10日

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今回紹介の埼玉県志木市ルーフバルコニーウッドデッキのお客様は、お住まいなられているマンションの間取り図面を添付されてこちらからお問い合わせいただきました。

マンションではなくても新築の家の敷地図面に希望のウッドデッキサイズを書きこまれてメールに添付されるお客様が増えています。

平面のサイズが判りますと、かなり正確な見積もりが可能です。
今までの例からすると通常は±3%、大きくても±5%以内に、採寸後の見積もり価格は収まります。

資料送付時に見積書も一緒に送れますので、見積もりをお急ぎのお客様には好評です。

今回のお客様からも資料が届いてからすぐに、現地調査のご依頼をいただきました。

 

マンション間取り図面

マンション間取り図面

 

こちらはカメラで図面を撮られて送付いただきました。
図面のPDFファイルでもO・Kです。

写真よりPDFの方が寸法はより正確に測れるかもしれません。

 

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四角形ではなく、出幅違いの形状です。

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お客様は、サッシ枠の下の梁部分を隠して枠の天端と同じ高さをご希望です。
段差により不可能な場合もあるのですが、今回はなんとかいけそうなので調査担当者は慎重さに測定します。・・・・・・ギリギリながら希望を叶えられそうです。

 

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目的不明なパイプもあります。
ルーフバルコニーでは、たまにこんなパイプが付属で転がっています。・・・・それなりに用途があるんでしょうが。

ウッドデッキの下に隠せる高さではなかったので、下の写真のように。

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さて全体の写真は?

 

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サッシ前の高さは?

 

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両方の窓前はサッシ枠の天端高さ丁度に仕上がりました。良かったですね!

ルーフバルコニーは通常のベランダと比較しますと、このブログでもいろいろと紹介してますように、この窓前形状と梁との関係は千差万別です。

お客様の御希望を聞いて、”過去の施工経験”という引き出しから一番合う方法を見つけ出すのが鍵となります。

今日も他のお客様から「ルーフバルコニーウッドデッキの標準高さは?」というお問い合わせがありましたが、そういう訳でルーフバルコニーに限り標準的な高さは残念ながらありません。

現場の状況をみて、お客様のご希望になるべく沿うよう10cm~40cmの間の高さに作ります。・・・・・・・これが、回答となります。

ちなみに今回のウッドデッキ仕上がり高さは30cmでした。
近いうちに梁の途中までの高さまでだけど、32cmという高さのルーフバルコニーデッキを紹介しますので、比較してみてください。———-いろいろとあるんですよね。

これでルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションのL字型ベランダへのウッドデッキ紹介となります。