今回は東京都武蔵野市のルーフバルコニーウッドデッキです。
前々からルーフバルコニーへウッドデッキを検討しておられたお客様と現場調査時に、ルーフバルコニーへ立ってみて施工範囲を打ち合わせ。

施工前のルーフバルコニー
奥行き3.3m、横幅も10mくらいある大きなルーフバルコニーです。

リビング前
こちらはリビング前のルーフバルコニーで、主に使用されている場所だそうです。
リビングから見えて、よく使用される範囲のみを施工する事に。

同じく見える範囲にウッドフェンスをご希望。ただ、リビングから見える山並みの遠景がお気に入りのお客様は、その部分が見えるようなウッドフェンスという事で、横板の張る高さを打ち合わせ。
次いで、この時期はまだ必要ありませんが、「夏場の日差しを考えてタープを付けれるようにしたい!」・・・・お任せください。
それでは、完成後の写真を。


こちらは、ウッドデッキの仕舞い端部です。化粧幕板で仕上げ。
ウッドフェンスは下の方だけボーダーを張り上は空けています。手摺とボーダーが額縁の役割を果たし、あいた空間からは遠景の山並みが1枚の絵のように見えます。・・・・お客様の狙い通りでした!

タープ用柱とフレーム
タープを張れるように室内側には柱を建て、上にはフレームを付けタープ金物はこちらに取り付け。

タープ用の柱は部屋からの出入りに邪魔にならず、また眺望を損なわない位置にお客様と打ち合わせの上、建てています。

室内から
室内から見たウッドデッキとウッドフェンスは、こんな感じです。すっかりルーフバルコニーと外の景色は変わりました。
あとは、夏に備えてお好みのタープをご用意するだけですネ。・・・・・・今年も暑くなりそうです。タープは、きっと大活躍する事でしょう!
次回は、バルコニーはバルコニーですがマンションではなく社屋ビルのバルコニーへウッドデッキを付けた施工例を紹介します。
千葉県市川市のマンションへお住まいのお客様からご注文いただきました。
バルコニーのデッキと一緒にウッドフェンスも!といことで久しぶりにマンションの打ち合わせに。
マンションに近づくと、なんか見覚えがあります。・・・・・・・・なんと10年ほど前に取引があったゼネコンさんから「ウッドデッキじゃないんだけど施工してもらえるかな?」
と頼まれて施工したのがコレ!

ガラスに貼ったレッドシーダー
ガラス製のエントランスにレッドドシーダーを貼るとういう工事でした。
このマンション設計のデザイナーが、こだわりを持った方で材質・色・板幅等で数回の打ち合わせを持った事を思い出しました。
同じゼネコンさんの違う現場(やはりマンション)で中庭へレッドシーダー製のパーゴラを施工した事があって、その縁でご指名いただいたようです。
この頃、盛んにレッドシーダーがウッドデッキに使用されていた時期なんですが、テクノグリーンでは試験の結果から日本ではレッドシーダーのウッドデッキは無理という結論を出していましたので、施工していませんでした。
このときは、エントランスの入口通路で雨掛かりにならないところなので、請け負った記憶があります。
レッドシーダーでも無節材の赤身のみを選別し、塗装した材をガラスの両側から貼り付けています。強力な両面テープで。・・・・・ズレないように神経を使いました。職人達が。

エントランス内部
ちょっと幻想的な雰囲気ですね。扉もガラスでそこにも貼っています。
と、前置きが長くなりましたが、この懐かしいマンションでの今回はウッドデッキとウッドフェンス施工。

施工前のベランダ
屋根・庇がないので、こちらは正確にはベランダではなくバルコニーです。手摺はステンレス製となっていました。
こちらのマンションの新築時はもっぱら、エントランスのみの施工でバルコニーは一度も見てなかったんですが、こんな風だったんですね~。

逆サイドから
あまりにも殺風景なので、物干し場所にしか使われていなかったとの事。「ここを何とかして有効利用したい」というのが、お客様のご希望。

施工後その1

施工後その2
床はウッドデッキに、そしてステンレスの手摺もこのように木製フェンスへ変身。雰囲気が変わりましたでしょ?
これからはバルコニーが活用される事をねがいまして今回の紹介は終了。・・・・・いや~、それにしてもこちらのマンションは懐かしかったですネ!ガラスに貼りつけたレッドシーダーも皆無事っだったので安心しました。
テクノグリーンではウッドデッキには使用していませんが、頼まれて内部の造作でも何度かレッドシーダーを使っているんです。個人的には好きな木材のひとつですし・・・・・
今回は神奈川県川崎市の庭ウッドデッキの紹介です。
お客様からは資料請求いただい後に、メールにてご自分で測られた庭のサイズとご希望のウッドデッキの2パターンの図面を送っていただきました。
何度かのメールでのやり取りの後、調査・採寸へお伺い。

リビング前の庭
この掃出し窓前にウッドデッキを作ります。
事前にメールで打ち合わせをしていましたので、当日の採寸・調査は早く、詳細の測量が必要だったのは次の1点のみ。

雨水枡
お客様は、万が一の事を考えてこの雨水枡用の点検蓋をご所望。
10年くらい前までは、庭用のウッドデッキの下にこの雨水枡がくる場合、必ず点検口とその蓋を作っていたのですが、周辺の環境によってはこの枡を開ける事が殆ど開けない事が判り、最近ではあまり点検口を作ってはいませんでした。
加工そのものは難しくないのですが、位置によっては束・大引き・根太の配置をどうするか設計で悩む場合があります。
今回はこの土の下を通っている排水管も気にしながらの設計となりました。束石は管の上に置けないし・・・・・・。
昔、確か同じような条件で施工した事を思い出し、怪しい記憶をたどって図面を探しだし無事、設計を終了。

点検口の蓋
と、いってもどこにあるんだ?写真が悪くてすみません。ベンチの左隅下にあるんですが・・・・・。
というくらい、目立たなく作ってあります。普段は使わないからね。

敷地外から見たウッドフェンス
裏側の高い位置(3mくらい?)から撮った写真です。下の道路からでは十分フェンス高さがあり、目隠しとして機能しています。
ところで右端の柱が1本ニョキッ!これは何だ?施工ミスか?
実はこの柱の先端にはタープ用金具が付けられています。あとは前面フェンスの両端部に2個。全部で3個。足りないんじゃないの?
4個目は窓のシャッターボクスにお客様自身で取り付けるそうです。それもマグネット式のフックを。・・・・・・・そんなのがあるなんて知らなかった!今回もお客様に教えられました・・・・・

イペ製ベンチ
今回ご予算内でウッドデッキ&フェンスが出来たとのことで、このイペ製ベンチも一緒にご購入!ウッドデッキ施工時に同時納入しますと運賃は無料。重いので、これだけの配送だとエライ運賃になってしまいます。ちなみに重さは約40Kg。
サイズは標準的な1.5m、これで大人3人でも楽々座れます。
納入後お客様から「何人まで乗っても大乗ですか?」と、ご質問をいただきましたが「計算上では3人でも大丈夫。それ以上でも座板がちょっと撓むだけで壊れませんから・・・」たまに計算外の体重の人もいるので保証はできませんが・・・・。
実はこのベンチ、公園や商業施設の休憩用に納入していたのを一般家庭向けへ改良した物なので、基本部分は変わってなく頑丈な造りとなっています。
最後の写真。

ウッドデッキ正面から
こちらは、ウッドデッキの正面。これまた写真には写っていませんが入口なので1段ステップを付けています。
私が勧めたせいもあり、施工前から塗装方法をお尋ねしていたお客様は。
「ウッドデッキ&フェンス&ベンチですが、施工翌日から3日かけて塗装しました。暖かくなったらウッドデッキの上で子供とお茶でもしようと楽しみにしています」とメールをいただきました。・・・・・ホント早く「春よ来い!」ですね。
今回の紹介はこれで終了。
次回は大規模修繕後に、新たにウッドデッキを作り直しされたお客様の紹介となります。