40cm段差がある屋上へウッドデッキ~板橋区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:屋上ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年4月19日

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以前マンションのウッドデッキのご注文いただきましたリフォーム会社さんから、段差が大きい戸建の屋上へウッドデッキは可能か?と、お問い合わせいただきました。

リフォーム全体を依頼されたお客様が、屋上のウッドデッキ施工を希望されているとの事で屋上の平面図と断面図を送付いただきましたが、その段差がなんと約40cm。
ルーフバルコニーでは、このくらいの高さは施工していますので問題はありません。

リフォーム前にお伺いしまして採寸へ。

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屋上への出入り口付近で約40cmの段差があります。
元々新築時にウッドデッキ化して段差を小さくするお考えだったようです。予算の関係でその時は施工せず使用してきましたが、やはり使いづらく今回の外装リフォームに合わせてウッドデッキを計画。

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これだけ段差があると出入りは大変。

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中央部には梁が走っていて、これを超えないと向こう側に行けません。道路側の端部には花壇が設置されています。

採寸打ち合わせ時に、当社の写真集をご覧になったお客様から出入り口側の半分にウッドフェンスと同じ範囲にタープ用の柱&フレームもご依頼をいただきました。
戸建の屋上もマンションのルーフバルコニーと同じで日陰が出来にくく、夏場の暑さは半端ないですもんね。

リフォーム工事の屋上防水工事が終わるの待って施工へ。
リフォームの仮設足場を利用しての材料搬入ですので、ウッドデッキ施工期間は防水工事と足場を外すまでの間のピンポイント。

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ウッドデッキ33㎡とフェンス、タープの柱&フレームを含めて施工は2日間で完了。その代り工場での製作日数の方が多かったですが。

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ご覧のように出入り口の段差は、すっかり解消。
屋上のウッドデッキもマンションのバルコニーデッキと同様にイペ製ですと、すき間無し施工ができます。・・・・・・他社からウリンでの提案があったようですが、やっぱり”すき間無し”が良かったようです。

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中央部にある梁の部分に高さを合わせて施工していますので、こちらも段差無しに。

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花壇よりウッドデッキの方が高くなりました。高くなった分は化粧板をまわしています。

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お客様のご要望でタープ用のフックは上のフレームと下の手摺上に2段にして付けています。
タープを上に掛けると水平に、下に掛けると斜めに張れます。その時々のウッドデッキの使い方により張り角度を変えられるそうで、良いアイデアと感心させられました。

それでは戸建の屋上ウッドデッキの紹介は、これで終了。次回は戸建の庭ウッドデッキです。

ウッドフェンスにシロアリが~市川市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2017年3月24日

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昨年の暮れに千葉県市川市のお客様から「ウッドデッキとウッドフェンスがシロアリにやられているので一度見て欲しい。」と電話をいただきました。

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12~13年前に外構工事屋さんに、ウッドデッキとウッドフェンスを作ってもらったそうですが、今回シロアリの蟻道を発見し家の外壁塗装に合わせて交換工事を考えているとの事でした。

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ウッドデッキ床材はウリンを使用していると外構工事屋さんから説明を受けていたそうですが、デッキに付いてるウッドフェンスと庭の外周ウッドフェンスは、防腐注入木材です。
いろいろと調査をしてみると、さすがにウリンは大丈夫でしたが、ウッドフェンスの根元はシロアリにやられ強度上も問題ありの状況。

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タイルテラスの上に後付施工したウッドデッキでしたが、シロアリはタイル側面に蟻道を作りフェンス支柱に潜り込んでいます。

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庭を囲うように設置されている縦板フェンス。これらの縦板にはまだシロアリは入っていませんが、支柱にシロアリが。

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庭通用口の扉。アルミ鋳物門扉に同じく板材を張り付けています。こちらは問題はなかったのですが、門扉の親柱に使用している枕木にはシロアリが入っています。

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こちらは家の裏側のブロック上のフェンス。既製のアルミフェンスにやはり防腐注入木材を横板として貼り付けています。これも腐ってはいませんが、ただ単に張り付けただけでデザイン的にどうも気に入っていないようです。

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こちらは庭の内部に張り出したコンクリートブロックの控えに板を張り付けて隠していますが、お客様はこちらも気に入らないご様子。

そこで、シロアリに食われている木材のみならず、全て木部分は交換し庭のプチリフォームをすることに。
家の外壁塗装を先行して行いますので、その間に新しいウッドデッキとウッドフェンスやその他の変更工事プランの打ち合わせを。

それでは外壁塗装も終り、既存のを撤去し新設しましたウッドデッキとフェンスをご覧ください。

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先ずはウッドデッキ。床部分はシロアリにやられていませんでしたが、ネズミ等の小動物がこの近辺には多いのにウッドデッキの施工精度が悪くすき間があったり、それをパンチングメタルで塞いでたりと、けっして満足しているウッドデッキではなかったようです。

またウリンの為、すき間ありの板張りでした。(ウリンは水に濡れると膨張しますので、すき間を開けて張らなければなりません。)
お客様はイペではすき間無し施工が可能と判り、このさいシロアリにやられてなくでも一緒にイペのウッドデッキに交換する事に決められました。
元のウリンのすき間ありデッキとイペのすき間無しデッキを写真で比較して見てください。

ウッドデッキ付随のフェンスは隣家側はコンクリートブロックが隠れるように横板。上部にはタープ用のフレームを新たに付け加えました。

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タイルで作られていた花壇とブロックの控えは撤去して庭を広く使えるようにリフォーム。庭の隣家側のウッドフェンスは横張りで今までと同じですが、少しでも庭が広く使いたいとの事で横板は外張としています。

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敷地全面を囲う外構ウッドフェンス。こちのフェンスは今までの縦板デザインが気に入っていたとの事で、高さだけ変更して。もちろん使用木材はシロアリにも強く10年保証のイペ。

今までのウッドフェンスは基礎にも問題がありましたので、当社のウッドフェンス基準に変更してがっちりと作りました。・・・・・ウッドフェンスは基礎が命です。

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敷地内から見たウッドフェンス。こちらの基礎は周りの立地条件の関係から連続基礎としています。

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元々の”な~んちゃって”ウッドフェンスではなく、アルミの格子部分をを全部撤去して作り替えた”本物”のウッドフェンス。これは当社の施工写真集をご覧になり、「同じ物を」とご注文いただきました。

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写真は敷地内から見たコンクリートブロック上のウッドフェンスとアルミ鋳物門扉に取り付けましたイペの縦板です。

施工完了後、お客様からアンケートで
「お世話になりました。デッキの土台部分が水につかる事だけが心配ですが(土台はつかっても心配ないと言われましたが)全体的にとても綺麗で満足しています。
10年保証も安心です。親方にもお世話になりました。今後ともよろしくお願いします。」

これでシロアリに食害されたウッドフェンスの交換工事の紹介は終了。次回は新築マンションのベランダウッドデッキです。

 

ひと部屋増えた感じで~バルコニーウッドデッキ~杉並区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, バルコニー ウッドデッキ, マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年5月13日

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杉並区の新築マンションバルコニーウッドデッキです。

事前に資料・サンプルをお送りしてましたお客様から、内覧会時の同行採寸のご依頼をいただきました。

調査時の写真から。

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出幅違いのベランダですが、よく見られる形状です。避難ハッチもあります。

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お客様の希望仕上げ高さは網戸下までです。ベランダから100mm強ありますので、テクノグリーンで区分しているAタイプ(高さ調整式)でバッチリ可能です。
100mm以上あるという事は多分2重床構造なんでしょうね。

 

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こちらは、エコキュートとエアコン室外機用のドレンパイプ。
これがあると、排水で床がびしょびしょになる事はありません。
最近は、このように予めパイプが床に設置されているマンションが増えてきていますね。
ただ結構な高さがあるパイプなので、タイルを敷こうとすると・・・・・・・なのでこの部分を外して敷くしかありません。

が、当社のAタイプバルコニーウッドデッキなら2重床構造なので、へっちゃらなんです。

 

引渡し後すぐ、引っ越し前の施工となりました。

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ご希望の高さへ調整して施工完了。

 

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エアコンの室外機はウッドデッキ施工後の設置となります。
この施工順が、ベストです。ウッドデッキをくり抜かなくて済みますのできれいな仕上がりとなります。
先ほどのドレンパイプの位置にはホース用の穴あけをしていますので、設置時に差し込むだけです。

 

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室内から見ますと・・・・・・・・広~く感じますね。部屋とウッドデッキが繋がっているよう!

施工完了後しばらくしてお客様からアンケートで、

「皆ウッドデッキに感心しますが、価格を云うと思いっきり引きます。仕方ないですけどね。。。。。。ひと部屋増えた感じで満足しています。
ありがとうございます」

・・・・・・そうですか。思いっきり引かれてしまいましたか。思いっきり惹かれたの間違いではなく。

 

今回、お客様のお選びになったのは当社で最高級のAタイプのウッドデッキでしたからね~(と言っても、ほとんどのお客様は、このAタイプですが)

ここで簡単にテクノグリーンのバルコニーデッキの種類を説明すると、

Aタイプ:イペ・10年保証・すき間無し施工・高さ調整式・工場製作———-100

Bタイプ:イペ・10年保証・すき間無し施工・高さは規格高さ・工場製作——90

Cタイプ:その他ハードウッド・保証無し・すき間あり施工・高さ調整式・工場製作——85

Dタイプ:その他ハードウッド・保証無し・すき間あり施工・高さは規格高さ・工場製作——75

 

以上4タイプはピッタリサイズに工場で製作して現場施工する方法ですが、もひとつの方法は、全て現場で切ったりビス止めする方法があります。・・・・通常行われている”在来工法”?(当社では商業施設や公共事業でしか施工しませんが)

Eタイプ:その他ハードウッド・保証無し・すき間あり・高さ調整なし・現場で製作——–70

ちなみに、この数字70~100は品質の点数ではありません。
Aタイプを100とした場合の金額の大雑把な比率です。

※その他ハードウッドとは、マサランドゥーバ、イタウバ、クマル、ウリン等です。

このように同じハードウッドのバルコニーデッキでも、これだけの価格差があります。
この辺の違いが判らないとドン引きするかもしれないですね。

上の比較の何故?、ウッドデッキ用木材の比較を詳しく説明しました資料の請求は・・・・・・こちらから。

 

今回の紹介はこれにて。次回もまたマンションのベランダウッドデッキを。