今回は東京千代田区の新築マンションベランダへのウッドデッキとウッドフェンスの紹介です。
寒くなってきていた時期です。「施工後にエアコン室外機を設置したいので、引っ越し後直ぐにウッドデッキを施工したい!」
室外機はホースカバーが固定され、普通動かせないようになっているので、設置後のウッドデッキ施工ではその部分はくり抜き施工となります。

排水溝が中央に!
排水溝は外側にあるのが多いのですが、今回は中央へ!たまにテクノグリーンでもこの仕様のベランダに出くわします。
中央にあると、規格のパネル式じゃ置くのが難しいので、高さ調整式のウッドデッキと相成ります。

室内から見たベランダ
コンクリートの腰壁とその上のアルミ手摺。これはよくある造りです。
ところがこれが!
引っ越し後、すぐの施工でご注文頂いていたお客様から施工予定の2日前に「ウッドフェンスも追加で注文したいんですが、間に合いますか?」
理由をお聞きしますと、引っ越し当日、お子様がアルミ手摺につかまって、この腰壁に足を上げて登ろうとしていたそうです。・・・・なかなか頼もしい男の子?いや女の子かな?な~んて言ってる場合じゃありません。
で、上のような問い合わせになった訳ですから、急いで準備しましてウッドフェンスも無事取り付けて参りました。
内覧会時にはフェンス取り付けの予定がなかったので当然、採寸はしていません。お客様が腰壁やアルミ手摺の高さと、竿掛け金物の位置をバッチリ測ってご連絡いただきましたので、ピタっと納まりました。良かったですね。

ウッドフェンス
目隠しの為のフェンスではありません。あくまでも、腕白なお子様が足を掛けて登れないようにするためのフェンスです。念の為にフェンス高さをデッキから120cmとしています。ここまで高いと大人でも無理。腕白旦那がいるご家庭でも一考を!

フラットなウッドデッキ
そしてウッドデッキはフラットに仕上がり、中央にあった排水溝も隠れてしまいました。これで広くベランダも使用できます。
ところで、どうして中央部にわざわざ、排水溝をつけるんでしょうね?このタイプのベランダを見ると、いつも不思議に思います。なんか理由があると思うんだけれど、だれか教えてくれないかなぁ~。

室外機設置予定場所
こちらが室外機の設置予定場所。ウッドデッキ施工直後に設置されたようです。もちろん、二重床方式のベランダウッドデッキですから床下へ室外機からのドレンパイプと接続できるように配管されています。排水溝まで。
ベランダ中央に排水溝があって、ウッドデッキをあきらめている方。お子様が腰壁によじ登るが心配な。、どちらにも当てはまらないが、ベランダをウッドデッキにしたい方。皆様こちらの問い合わせページから資料請求を。今ならではなく、いつでもイペ材のサンプル付です。おまけに無料!(ただし地域限定です・・・・・すみません)
とういところで、今回の紹介は終わりまして次回の予告。・・・・戸建の庭ウッドデッキです。
ルーフバルコニーでの食事。あこがれますねぇ~。
今回は、それを実現すべくウッドデッキを施工し、その上にテーブルとベンチをセットしました三鷹市のお客様の紹介です。
打ち合わせ時の写真から。

周辺は住宅地のルーフバルコニー
閑静な住宅地にある環境の良いマンションです。ルーフバルコニーの大きさは平均的な広さ以上かな。

1面は斜めに
写真では判りにくいですが、向こうのフェンスは斜め。つまりこのルーフバルコニーの平面は台形となっています。全体で50㎡くらいの面積になるのですが、窓前の部分をウッドデッキとし、小さなお子様がここで自転車の練習もできるようにコンクリート部分も一部残したい。・・・・・・必要な部分だけ作るルーフバルコニーの部分施工というタイプです。
次のご希望は、お友達やご家族で食事ができるスペースにしたい!夏にはプルーが出来る広さが欲しいといことで、施工範囲とテーブル&ベンチのサイズの打ち合わせ。

出入り窓の高さ
窓サッシ、梁の高さを測りながらウッドデッキの高さを確認しています。ルーフバルコニーも、この高さ関係がマンションにより、それぞれですので今までの施工例写真も参考にして決めていきます。
ルーフバルコニーだけでも100ケ所近い施工例があるので大体そのうちのどれかには、あてはまります。・・・・・重い施工例写真集を持ってきて良かった!(タブレットに入れたら?とよく言われるんですが、アナログ人間には使いこなせないような気が・・・)
ウッドデッキとベンチ&テーブルの打ち合わせも全て完了。ところが施工予定日は雨。ようやく真夏の灼熱地獄が終わったと思ったら、台風の影響で雨。雨。雨。ルーフバルコニーのウッドデッキ工事は暑さにも弱ければ、雨にも風にも弱いんです~。

完成写真その1
施工日を順延していただきましたが、無事完成。50㎡の台形ルーフバルコニーへ長方形のウッドデッキ。奥行きはこのベンチ&テーブルを置いても余裕ある3.3mに。
こうして廻り3面を幕板で囲ってやるとステージのような仕上がりです。
これが樹液の多いウリンなんかで施工すると、雨で滲出した真っ赤な樹液で筋状にこのコンクリートを汚しちゃうんです。専用使用部分のフェンス内だけならまだしもフェンス外も・・・・・・・
これも理由のひとつでウリンでのルーフバルコニーウッドデッキ施工はお断りしているんですが、最近は、お客様の方も良く解っていらしゃるようで。

ウッドデッキ上のベンチ&テーブル
だいたいルーフバルコニーは中央部が尾根でそこから左右に傾斜が付いていますので、こうしてベンチやテーブルを置くと傾いてしまします。でも水平に仕上げたウッドデッキ上であれば大丈夫。傾きを気にしないで食事が楽しめます。
ついでにこのイペ製のベンチ&テーブルは重いです。ベンチで40Kg超、テーブルで70Kg超あります。少々の風で飛ぶなんてこたぁ~ありません。台風の時だけその場に倒しておいていただければ、大丈夫。

お子様用ベンチ
右奥に見えるのがお子様用ベンチ。高さを30cmに作っています。お子様が大きくなったら花台として利用予定です。かわいらしい花台に変身します。・・・・・・実はテクノグリーンの展示場にもデザインは少し違いますが置いてあります。初期の頃の作品で16年の年代物です。
お客様から
「コンクリートむき出しのルーフバルコニーから、とても素敵なウッドデッキに生まれ変わり、
家族との時間が楽しく過ごせるようになりました。
子供もとても喜んでおります。子供用のベンチありがとうございました。」
写真を撮りそこなったんですが、じつは玄関にも幅が小さなベンチを1脚、追加ご注文いただいて納めさせていただきました。気に入っていただいて良かった!
ルーフバルコニーウッドデッキの資料・写真集とイペ材のサンプルご希望の方はこちらから。ベンチ&テーブルもという方は一言添えていただければ、それ用の写真集をご用意します。
次回は、駐車場の上に作ったウッドデッキの紹介となります。お楽しみに!
投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2013年9月28日
大規模修繕中ですが、「終わったらルーフバルコニーへウッドデッキを検討中です」と、資料送付と見積もりご依頼をいただいたのが5月末。
「ルーフバルコニー部分の工事は終わって採寸が可能になりました。いただいた資料も判り易かったので、採寸へ来てください。」と、ご連絡いただいたのが7月。
渋谷区にあるお客様のマンションへ。まだ大規模修繕中でしたが、ルーフバルコニーは足場も取れいて採寸を。

ルーフバルコニーは工事終了
フェンスの向こう側は、まだ足場がかかっています。ルーフバルコニーは防水工事が終わり、このように鉢物も置いてあります。

逆サイドから
そうそう、ルーフバルコニーで直接、鉢物を置くと夏の暑い盛りにはコンクリートが焼けて植物がダメにしてしまう事も多いらしいです。

ルーフバルコニー上の室外機
この室外機はホースが完全に固定され、全く動かせませんので、この部分はくり抜きで。「なるべくすき間なく!」とういのがお客様のご要望。

レンガを利用した仮の沓石
かなりの段差があるバルコニー段差。とりあえずレンガを重ねて沓石としていますが、これを解消したい!・・・・・サッシ水切り下までの仕上げですから、通常のルーフバルコニーからみたら、このくらいの段差は楽勝です。
見積後、すぐにご注文もいただき、あとは大規模修繕工事が終了するのを待って施工へ。

ルーフバルコニーウッドデッキ施工後
出幅4m弱。長尺板から2枚へカットしてユニットを製作していますので、同じ板材が並んでいます。これはちょっとした気配りで出来ますが、仕上がりは相当に違います。

逆サイドから
極力、室外機のくり抜きではすき間を小さく施工。

正面の左側

正面右側
段差を小さくし、沓石を置く必要がなくなりました。
またコンクリートと違い蓄熱しないウッドデッキですので、鉢物の植物にもやさしくなりました。
さて、今回で真夏のルーフバルコニーウッドデッキの施工は最後となりました。ご注文いただいているこれからのルーフバルコニーウッドッドデッキ施工は、涼しい時期にできそうです。
マンションのウッドデッキが続きましたが、次回からは一戸建のウッドデッキが続きます。お楽しみに。