2階建てウッドバルコニー取り替え工事~つくば市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 2階建てバルコニーデッキ | 投稿日:2018年9月20日

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茨城県つくば市にお住まいのお客様から家の図面を添付いただき、見積もりご依頼いただきました。

その図面は10年以上前の新築時の図面でした。2階部分にウッドバルコニーが書かれていましたが、数年前から腐ってきてもうバルコニーへは出られない状態との事。
図面に記されていた使用木材は、米松へのACQ注入木材。・・・・・・またかと思うくらい、最近はこの木材の取り替え工事の依頼が多いです。

図面からの見積もり後、ご予算内とのでお伺い。

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家の新築時に建てられた工務店が一緒にウッドバルコニーを造られたそうですが・・・・・・工務店の多くは家の土台で防腐木材を使っているせいか、ウッドデッキでもこの材を使いがちです。

 

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ぱっと見た目には、いつものように腐ってるようには見えません。これが防腐注入木材の特徴です。
お客様は引渡しを受けた時に、毎年塗装し直すと長持ちしますよと言われ毎年塗っていたそうですが。。。。。。

 

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バルコニーへ乗ってみると床板は表面を残して内部は完全に腐り落ちています。内部は塗装もできませんし、防腐剤も入っていません。

 

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床裏の構造部分を見てみると、やっぱり工務店の大工さんが作ったのか在来の軸組工法で木組みをしています・・・・・いつものようにここから腐ってきています。
大工が作る丈夫なウッドデッキとPRしている会社もあります。
耐腐朽を考えますと雨が掛かりになるウッドデッキでは絶対使ってはならない仕口・継ぎ手加工があるんですが、どうも腐朽のメカニズムを判っていないようです。

さて今回はサイズはそのまま、フェンスデザインのみを変更しての取り替え工事になりました。

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フェンスデザインはシンプルな横板ですき間も大きく開放的に。

 

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当初の施工予定日に台風がきましたので、少々遅れましたが無事想定内の期日には完成。・・・・今年は台風が多かったですね。
そいうえば、昨年は台風で2階建てウッドバルコニーのフェンスの一部が吹っ飛び、緊急で取り替え工事をされたお客様がいましたね。

施工完了後、お客様がアンケートで、
「長持ちすることを期待しています。」と一言。

一度ウッドデッキ、ウッドバルコニーを腐らせた経験がある方の実感のこもったお言葉ですね。
———ご安心ください。当社では22年前に創業して以来、イペで腐ったウッドデッキ、ウッドバルコニーは1ヵ所もありません。

それではウッドバルコニー交換工事の紹介は終了。次回はルーフバルコニーウッドデッキを。

 

 

 

 

新たに扉を付けて2階ウッドバルコニー~野田市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ウッドデッキ用木材について, 最近の施工事例, 2階建てバルコニーデッキ | 投稿日:2017年8月16日

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千葉県野田市にお住まいのお客様から「2階へウッドバルコニーを計画しているのですが・・・・」と、お電話いただきました。

お話を伺いますと、2階部分へ横幅7mの奥行き2.4mの2階建てウッドバルコニーを作りたいが、築9年の家でその場所にはバルコニーへ出入りするとが無いとの事。
当社でも壁を開口して新たに扉・戸を作ることは出来ますが、「まだ10年保証も残っていますし諸々を考えると建てたハウスメーカーに相談されてから如何ですか?」とアドバイス。

それから1ヶ月ほどしましてハウスメーカーと打ち合わせが終わりましたとご連絡をいただき、調査・採寸にお伺い。

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こちらの面の2階にウッドバルコニーを作る予定ですが、ご覧のように小窓、腰窓しかありません。この小窓部分を開き戸にします。
施工順としては先にウッドバルコニー施工し、それを足場として壁の開口・扉を取り付けるとの事。
ハウスメーカーから事前に、サイディングのカット部分が提示されていましたので、それに合わせて現調と打ち合わせ。

 

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その前に柱が建たないように1階部分の窓と勝手口の扉の位置を測ります。

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柱1本は元々あった庭のウッドデッキを避ける訳にはいきません。
やっかいな事に人工木なのでその場所の床板1枚だけとはいかず、端から全部外しての柱基礎と柱建て工事なります。
ちなみに、この庭デッキで人工木は経験しているので、今回のウッドバルコニーは、なんとしても”天然木”でというご希望で耐久性一番のイペを選択されました。

採寸後に、フェンスのデザイン等と基礎工事日、その後の本体工事スケジュールを打ち合わせ。

では、施工完了後の写真を。

 

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完成後の全体写真。

 

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奥側と全面一部のフェンスは高さ1.8mにして目隠しに。

 

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オプション付けられたのは、タープ用の柱と4面に回したフレーム。それと竿掛け金物とハンモック用の吊環。

 

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こちらサイドのフェン高さは1.2m。板間すき間は10mmです。

 

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テーブル&ベンチセット。こちらは施工に入る直前に、在庫があればという条件で追加ご注文いただきました。

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直ぐに工場で写真を撮り、お客様へメール送付しましてご確認いただきました。
ちょうどご希望のサイズの在庫があって良かったです。なんせ非常に重たいので、施工中の仮設足場があるうちにデッキ上に運ばないと・・・・・・

 

これで2階建てウッドバルコニーの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキです。

 

 

 

 

 

2階ウッドバルコニーとガレージ上ウッドデッキ~鎌倉市~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ガレージデッキ(車庫上ウッドデッキ), 最近の施工事例, 2階建てバルコニーデッキ | 投稿日:2015年10月5日

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鎌倉市の2階ウッドバルコニーとガレージ上のウッドデッキの施工が完了しました。

前回調査編でも書きましたように今回の工事は大きく分けると、
①2か所のウッドデッキ
②正面のウッドフェンスと隣家側の目隠しウッドフェンス、裏側のワイヤーフエンス
③お客様ご希望のオプション類となります。

それでは、完成後外観の写真から

 

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左のRC家屋と繋げて作ったウッドバルコニー。職人たちが清掃と道具の片づけ中。
正面フェンスは、幅広と幅狭横板を組み合わせをすき間10mmで張ったデザイン。

高さはウッドデッキから上へ2.2m、下は80cmまで張っていますので、計3mの高さとなっています。壮観です。

 

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隣家側のフェンスは幅広の横ボーダーで、すき間を上部は無し、中間は5mm、下部は10mmと目的に合わせ、すき間を変えています。
これは隣家の2階が飲食店で、螺旋階段からも内部からもウッドデッキが丸見え状態になるのを防ぐ為です。

 

お客様が、最初に気にされていました柱の太さ。ご覧のようにイペ材100角とオリジナルの柱金物を使用しています。
また基礎工事は、当社の施工スケジュールの関係もあり、1か月以上前に打設させていただきました。

 

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この裏側の約1.2m部分のみワイヤーフェンス。
このワイヤーはお客様からの支給です。取り付ける位置が位置だっただけに、施工には予想外の時間が掛かりました。

 

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元々あったガレージ上のデッキを撤去して新設したイペのバルニーデッキ。
マンションルーフバルコニーや戸建の屋上で施工するのと全く同じ構造です。

ウッドバルコニーと高さを合わせましたので、開き戸より高くなり扉前だけを1段下げています。

 

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以前は屋外立水栓のみが付いていましたが、水受けがなくデッキ部分を切り欠きそのまま排水していました。
台付の水受けに変るだけでずいぶん便利に。

 

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パラペットを挟んで手前側がガレージ上デッキ。向こう側が2階建のウッドバルコニー。

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ガレージに付いてあるパラペットは防水上の問題からカットする事はできません。
当初この部分もイペ材でカバーする予定でしたが、逆に段差が大きくなってしまうので、このままに。

 

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高さのある腰壁パラペット部分はイペでカバーリング。
無粋な部分を隠す目的ですが、ひとつのモニュメントにもなりますし、ちょっとした置き台にも使えそう。屋外コンセントも付けました。

床の一部は明り取り目的のグレーチング仕様。
今までFRP製のグレーチングを取り付けて事はあったんですが、今回はお客様のご希望で鋼製のグレーチング。施工する前はちょっと心配したのでが、こうして出来上がりを見るとなかなかいけますね。

左にありますのが、造り付けのプランターカバー。ここにプラスチックのプランターを入れて植栽をしますと、まるで木製花壇のようになります。

 

 

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隣家側の目隠しウッドフェンス。
これでお隣の飲食店からの視線は気にせず過ごせます。

中央に付いているのはお客様支給のレトロなライト。夜でもウッドデッキライフが楽しめます。

 

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下から見たグレーチング部分。充分、明り取りとして機能していますね。

今回は、資料請求いただきましてから約5ヶ月での完成引き渡しとなりました。
その間、ご来社いただいての打ち合わせ、私がお伺いさせていただき、現場調査の上の打ち合わせと、お会いしての打ち合わせは2回でしたが、それ以外はメールと電話での打ち合わせでした。

お客様のご希望・目的や使用したい樹種が事前にはっきりしていましたので、デティールの調整だけで全体の大きさの割にはスムーズに設計打ち合わせが進みました。

 

施工完了後いただきましたお客様からのメール。

「デッキ、妻と思っていたより全然良かったね、といつも話しています。
今後とも、よろしくお願い致します。」
調査編でも書きましたが、1~2年中にリビングからウッドバルコニーへ出入りできるように扉を取り付けます。
その工事をする時に、扉前の床板の一部を取り外して行う予定となっています。
そのときは、またよろしくお願いします。